長寿医療研究センターと協定を結びました。
東浦町は国立長寿医療研究センターと高齢者の介護予防に関して共に取り組んでいく協定を締結しました。
介護保険制度の改定に伴い、「(認知症)基本チェックリスト」の全戸郵送が廃止されます。そこで、東浦町では、平成29年度から、要介護・要支援認定を受けていない75歳以上の方約4000人に、基本チェックリストに代わる簡易スクリーニングとして「フレイルチェック」を郵送し、フレイルと判定された場合は、より詳しい「基本チェックリスト」によるチェックを対面で行い、その結果を踏まえて高齢者の介護予防や治療につなげます。フレイルチェックおよび予防や治療の効果の分析には、国立長寿医療研究センターが携わり、介護予防施策や医療の効果の評価・検証を最低5年間にわたって行います。
これまで、さまざまな健康施策や介護予防施策を実施してきましたが、残念ながらその効果について検証ができていたとは言えません。長寿医療研究センターとの連携により、健康施策の効果を検証し、結果をフィードバックすることによって、より効果的な施策に結び付けることができると期待をしています。医療と介護に保健分野(東浦町保健センター)が加わって、共に取り組んでいきます。
フレイル(虚弱)とは、加齢に伴う心身機能の低下で、介護が必要になる手前の状態で、早期に介入をすれば元気に戻ることができるそうです。
膝が悪い人は目が悪かったりするそうです。目がよく見えないから、動けなくて運動不足になっているケースもあり、対症療法だけでなく、原因究明も含めて複数の医療科が情報共有しながら治療を進めていく必要があります。
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