卒業の季節です。今日は中学校、一昨日は東浦高校。
今日は、町内の中学校の卒業式が行われ、私は北部中学校の卒業式に出席しました。平松校長が「過去は知ることができるが、変えることはできない。未来は知ることはできないが、変えることができる。」と卒業生を励ましました。卒業生の答辞にはみんなが感情移入、やはり中学校の卒業式は感慨深いです。
3月1日には、地元の県立東浦高等学校の卒業式がありました。181名の卒業生が希望を胸に巣立っていきました。
東浦高校は今年の入試倍率が2.7倍と大躍進。県下3位だそうです。
卒業生代表の答辞が嬉しかったです。彼女は、「生徒会に携わることで自分が変わった。東浦町の“自治を考えるワークショップ”にも参加した。そういった経験を通じて、自分の生き方についてこれまで自分は考えてこなかったことに気付いた。」のだそうです。「世に出づる日の もとゐ築かん」と校歌にある通り、これまで身に着けてきたことを基礎として大きく羽ばたいてくれることを祈ります。
卒業の歌はEXILEの“道”でした。これまた女子生徒の表情豊かな指揮が印象的でした。
以下は、私が卒業のしおりに書かせていただいた祝文です。
お祝いの言葉
東浦町長 神谷明彦
ご卒業おめでとうございます。高校生活には、いろいろな思い出があったことでしょう。明日から皆さんは、次なる未知のステージへと進むこととなります。皆さんのご卒業をお祝いして、私からは3つのことを申し上げたいと思います。
一つは、東浦高校で高校卒業の課程を終えたことに自信を持ってもらいたいと思います。もちろん皆さんはまだまだ未熟です。未知なることに不安もあるでしょう。しかし、皆さんは、小学校、中学校に加え、高校で学業に関すること、クラスや学校の活動を通じて人間関係を築くこと、自分で進路を考えることなどを学んできたはずです。これらのことが経験として、自分の中に定着していることに自信を持って、まずは新たな第一歩を踏み出してみてください。壁に突き当たって悩むこともあるでしょうが、それが必ずあなたを一回り大きくします。
二つ目に、時間を大切にしてください。月日はあっという間に過ぎていきます。特にこれまでは、登下校時刻、時間割など、時間管理の大元を自身でして来なかっただけに、これから、自分自身で自分の毎日毎年を刻んでいくことが求められます。10年くらいはすぐに過ぎます。自分で自分の時間を有効に使って自分を育てていかねばなりません。
最後に、これまで皆さんを育ててくださったご両親、ご家族、先生方に感謝の言葉をかけて欲しいと思います。また、東浦で学んだことを忘れないでください。
あなたのまわりの人々に感謝をしつつ、あなたなりの人柄と能力を活かして活躍をして欲しいと思います。
東浦高校の卒業生一人一人の成長と幸せを祈っています。
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