婦人会総会、防災ネット15周年、図書館コンサート、体育協会交流会 に出席
朝は、町婦人会連絡協議会の総会がありました。車座になって座談会をするようになって3年目。毎回皆さんと率直な会話ができるので楽しみにしています。
さすがに、1年間役員をやってきた方たちは、住民として地域の活動に参加することの必要性や遣り甲斐を感じていらっしゃるようでした。ただし、新たな仲間を増やすことの難しさや苦労も聴くことができました。
「行政の発信が住民に届いていない。広報とホームページだけでなく、SNS、フリーペーパーや学校メルマガなど様々なチャネルを重層的に使うことや、新住民の転入時に役場から地区のコミュニティセンター、公園、避難所、その他の地域資源を探索できるようなスタンプラリーを作ったらどうか。」「65歳成人式を同窓会で終わらせずに、各地域で開催する講座やシルバーカレッジにつなげるしくみにしてはどうか。」など前向きで参考になる提言も頂きました。
昼は、東浦防災ネット設立15周年記念式典に出席しました。
東浦防災ネットには、役場玄関での防災フェアをはじめ、防災リーダー・災害ボランティアコーディネーター養成講座、町内各学校での防災教育、各コミュニティや町の防災訓練における講話などを実施していただています。まさに住民発の自立した自発的な活動として、東浦町の防災啓発と地域防災力の向上を担っています。川井会長をはじめメンバーの方々には、防災交通課と密に連絡を取り合っていただいています。2012年にはブラジルとタイの危機管理担当や教育関係者が、来町し、東浦防災ネットの取り組みを視察しています。
式典と懇親会では、発足メンバーの苦労話やメンバーの落語と琴演奏を聴くことができました。
夕方は、17時から図書館コンサートを開催。「ラヤリエルウンスとラヤリエルウンスシルクロード」のメンバーが、総勢11名のキャストでペルシャ楽器の演奏と歌と踊りをお贈りする音楽イベントです。イラン出身のNKHアナウンサーで歌手のナヒードさんも東京から駆けつけてペルシャの詩の朗読と歌を添える二部仕立てでした。おかげで異国情緒あふれる素敵なコンサートになりました。
従来、図書館では、飲み食い、鳴り物はタブーでしたが、東浦町中央図書館では段階を踏んでカフェやコンサートの実績を積んできました。最初は、閉館時間を過ぎてから試験的に行ったりもしました。一見非常識と思われることも、やってみればいつの間にか普通の光景になるものだと思います。図書館を単なる貸本屋に終わらせずに、文化や情報発信もする、そして居心地の良い魅力ある“知の拠点”にしていきたいものです。もちろんそのためには、選書やレファレンス、また調査研究やディスカッションの環境を整えるなど、図書館本来の機能を充実していくことも忘れてはならないと思います。
コンサートの後で、ナヒードさんとお話をすることができました。ナヒードさんによればイランは人々の風貌も気候・風土も地方によってさまざま。ナヒードさんの故郷は、カスピ海に近い方で、水田地帯が広がる日本に似た気候・風土の所だそうです。イランの大学生は女性の方が多く、国会議員の女性比率も高いのだそうです。中東と言えば砂漠の国で、女性が社会に進出していないと思い込んでいましたが、とんだ私の偏見でした。ナヒードさんからは、彼女の住む世田谷の図書館でもこんなコンサートができればいいのにと賛辞をいただきました。
体育協会の交流会も開かれました。各部の紹介ではグランドゴルフ部の会長さんが手品の小ネタを披露していました。
図書館だけでなく、体育館や文化センターについても、活用を工夫し、より魅力的な場所にしていければと思います。
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