« 目と目が合ってしまいました。 | トップページ | ぺちゃくちゃないと名古屋 »

2017/05/01

地区コミュニティ総会でお話ししていること

4月29日(土)は、緒川地区のコミュニティ総会でした。あと連休明けに予定されている石浜地区コミュニティ総会で各地区コミュニティの総会は一区切りです。

その時々で若干異なりますが、各地区総会ではおよそ次のようなお話しをさせていただいています。

 ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~

 地区コミュニティの総会にお招きいただきありがとうございます。地域の皆さんのご尽力で、防犯、防災などの活動をはじめ、互いに顔の見える安心して暮らせるコミュニティが成り立っていることに感謝を申し上げます。

 昨年、各地区の住民懇談会でお話ししたように、これから高齢化がますます進む中で、各地区の地域の福祉が重要になってきます。地区で居場所を作っていくなど、高齢者に限らずみんなが気軽に集えて相談や助け合いができる温かい地域づくりに向けて、地域も行政も一緒になって知恵をしぼっていかねばなりません。地区によってはすでに福祉部会などが発足し、居場所づくりの活動が始まっているところもあります。我々行政職員ももっと地域に出て行って、皆さん方と地域の課題解決に取り組んでいきたいと思います。地域の皆さん方も、現役世代も子どもたちも、もちろん高齢者も一緒になって地域づくりを進めていただきたいと願っています。

 4月1日から景観条例が施行になりました。これにより、町内全域で500㎡以上の造成など大規模行為について、役場に届け出て相談をしていただくことになりました。まちじゅうで、住みやすく心地よい景観、東浦らしい景観を守り育てていこうと思います。役場の職員にも昼ご飯を食べに役場の下の道路を歩いていてゴミを見つけたときは拾って帰れと言っています。まずはゴミの落ちていないまちにしようというのも大切な一歩だと思っています。ぜひ皆さんのご理解ご協力をいただきたいと思います。
 

 さて、せっかくの機会ですので、平成29年度予算についてかいつまんで説明させていただきます。

 平成29年度予算は、一般会計を145億9300万円、特別会計・水道事業会と合わせた予算総額を232億4663万円としました。一般会計は昨年度とほとんど同規模です。
 新年度の予算の特徴としては、福祉関係の新規事業が比較的多く、特に介護保険制度の改正に伴う高齢者福祉施策、子どもの貧困対策に注力したものになっています。防災対策については、引き続き給食センター跡地(北部地区)防災倉庫の建築施工をします。主な新規事業は以下の通りです。
 

 ●企画関係
  第6次総合計画(平成31~50年度)の策定 1466万円
  ウェルネスバレー地区土地利用計画策定 324万円

 企画関係では、第6次総合計画を2年前倒しして策定作業に入ります。これから本格化する人口減少を長期的に捉え、土地利用や持続ある地域社会のあり方を将来当事者となる若い人たちを交えて描いていきたいと思います。
 また、ウェルネスバレー地区の土地利用についても大府市と一緒に考えていきます。
 

 ●総務・防災対策関係
  庁舎南倉庫の建替え(車庫、書庫の文書管理) 9736万円
  全公用車にドライブレコーダー設置 190万円
  給食センター跡地(北部地区)防災倉庫の施工 5332万円

 総務・防災関係では、老朽化してきた庁舎南の車庫を建て替えます。2階に書庫をつくるのと同時に保存文書であふれている役場本庁舎の文書整理と管理を行っていきます。
 また、全公用車にドライブレコーダーを設置し、増加傾向にある職員の交通事故対策に取り組みます。
 西部防災倉庫、三丁公園内の南部の倉庫に引き続き、今年度は旧給食センター跡地に町北部のための防災倉庫を建設します。
 

 ●福祉関係
  介護予防・日常生活支援総合事業 1683万円
  フレイルチェック事業(国立長寿医療研究センターと) 418万円
  コミュニティソーシャルワーカー配置 460万円
  医療介護連携ICT連絡帳ネットワーク構築 427万円
  地域ささえあいセンター(居場所のモデル)事業 508万円
  遺児手当を月額3500円(18歳まで)から5000円(5年間)に変更 3100万円
  ひとり親家庭等児童受験料給付 350万円

 福祉関係では、介護保険の要支援1・2が地域に移行されるため、関連の予算が組まれています。それらの中で、フレイルチェック事業というのがあります。フレイル(虚弱)とは、介護が必要になる手前の心身機能の低下がみられる状態で、早期に介入すれば元気に戻ることができるそうです。国立長寿医療研究センターと提携して、75歳以上の方に郵送で簡単なテストを行い、必要に応じて早期に生活習慣づくり、リハビリや治療を行い、その効果を何年もかけて評価することによって、より効果的な介護予防の施策につなげていきます。
 コミュニティソーシャルワーカーと呼ばれる専門職を2人配置します。福祉はこれまで高齢者、障がい者、児童、生活困窮者と縦割りの申請主義で、制度の狭間にある人になかなか目が行き届かなかったわけですが、SOSを出せずに困っているような人も含めて地域に出て行って、福祉の関係機関につなぐなどして解決に結び付けていきます。また、地域の支え合いの仕組みづくりをする生活支援コーディネーターの役割も兼務します。
 在宅医療・介護連携(ICT連絡帳)ネットワーク構築事業は、介護や医療・看護・薬局・行政の専門職にタブレット端末を持ってもらって、介護を受けている当事者の情報(その人特有の引き継ぎ事項など)を共有するものです。
 地域の居場所づくりのモデルとして、地域支え合いセンターを緒川の児童館の向かいの「ひだまり」のあったところに開設します。そこを改装して、軽い飲食のできる、高齢者も相談やリハビリのできる、子どもも立ち寄って地域の人たちの中で過ごせる、全年齢対象の居場所を、NPOにお願いして立ち上げます。地域支え合いセンターをモデルとして、その良いところを取り入れていただいて、各地域で誰でも気軽に集まれるような居場所つくりに役立てていただきたいと考えています。
 児童福祉の分野では、今年度から、ひとり親家庭への月額3500円の遺児手当を5000円に増額するとともに、これまで子どもが18歳までの支給だったのを支給対象になってから5年間の支給に改めます。これは、遺児手当をもらい続ける状態を継続するよりも、初期に手厚く支給して早くその状態から抜け出してほしいとの思いからです。あわせて、高校や大学の受験料など一部を10万円まで補助し、自立を促します。
 

 ●都市計画・交通関係
  緒川駅エレベータ・多目的トイレ設計工事補助(JRへ) 666万円
  景観重点地区の選定など景観まちづくりの推進 152万円

 緒川駅の年間乗降客数が3000人を超えたため、国の補助制度を使って、国・町・JRが費用の1/3ずつを負担し、エレベータや多目的トイレなどバリアフリー化工事を行います。29年度は設計で、31年度に完成予定です。
 今年度から景観条例が施行されました。景観まちづくりとして、重点地区の選定と明徳寺川沿いの景観形成を進めていきます。
 

 ●文化財保護関係
  天白遺跡発掘調査(区画整理に伴う) 6846万円
  乾坤院堅雄堂複製模型、焼損物復元・保存 603万円
 
 区画整理に伴い、緒川天白地区の貝塚の発掘調査を区画整理事業の中で行います。できれば歴史に興味のある一般や小学生の参加も考えたいと思っています。
 昨年焼失した堅雄堂の1/10複製模型の作製や、屋根の宝珠の復元、堅雄堂の中の炭化した水野忠政坐像の保存処理、水野忠政・忠善坐像の複製(レプリカ作製)などを行い、郷土資料館に展示します。
 

 少し長くなりましたが、コミュニティ活動の今後の増々の発展と皆様方のご健勝を祈念しまして、ごあいさつとさせていただきます。

|

« 目と目が合ってしまいました。 | トップページ | ぺちゃくちゃないと名古屋 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80448/65216558

この記事へのトラックバック一覧です: 地区コミュニティ総会でお話ししていること:

« 目と目が合ってしまいました。 | トップページ | ぺちゃくちゃないと名古屋 »