愛知県の水がめの貯水率(2017年7月)
今年は、あちこちで局地的な豪雨が続き、水害で多くの犠牲者が出ています。しかし、知多半島など、例年よりも雨の降らないところもあります。水源地帯はどうなっているのでしょうか。県内の用水の水源池の貯水率を見てみましょう。
国土交通省中部地方整備局管内主要ダムの貯水状況(http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/kassui_zyouhou/gaikyo2.pdf)は視覚的にわかりやすいです。
以下に、各ダムの貯水量とダム地点における降水量(7月26日現在)を示します。
●豊川水系(宇連ダム71%、大島ダム100%)
大島ダムは満水、宇連ダムの貯水率は71%で、ほぼ平年並み。節水対策は行なわれていません。
●木曽川水系(牧尾ダム68%、味噌川ダム86%、阿木川ダム89%、岩屋ダム84%、徳山ダム77%)
木曽川水系のダムは、どこも平年よりも貯水量が少なめですが、節水対策は解除されています。
●矢作川水系(矢作ダム47%)
矢作ダムの貯水量は、平年の半分程度で、7月25日から節水対策(取水制限)が行われています。
今年は、例年に比べて降水量が少なく、ダムの貯水量に影響が表れています。木曽川水系では流量が回復しましたが、特に矢作川水系の貯水量が低下が目立っています。
・木曽川水系の渇水情報(7月13日)
・矢作川水系の渇水概要(7月24日)
詳しくは、国土交通省中部地方整備局管内状況
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/kassui_zyouhou/index.htm
をご覧ください。
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