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2017/08/08

夏休みわくわく算数・わくわく数学教室

文化センターで「夏休みわくわく算数教室」が始まりました。昨日は台風で中止になりましたが、今日は文化センターに子どもたちの学びの声が飛び交っています。
午後からは中学校の「わくわく数学教室」が始まります。今年度から、新しい試みとして、片葩小学校・石浜西小学校・東浦中学校の3校合同でスクールパートナー(教職を目指す大学生ボランティア)による夏休みの補充学習を行います。
「つまづきやすい教科」であることと、「学生にも教えやすい教科」であること、そして「成果が分かりやすい」ことから、算数・数学に特化しています。
子どもたちには、算数・数学の楽しさを知ってほしいし、学生には学びの現場を体験することによって学校教育への理解を深めてほしいと思います。

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昨年度までの片葩小学校の夏休みわくわく算数教室の参加児童は、117名(2013年)、190名(2014年)、210名(2015年)、248名(2016年)と増えてきました。今年度は3校合同で323名となりました。

※昨年度の各学校における夏休みの補充学習のようすはhttp://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2016/09/post-98d4.html
をご覧ください。

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コメント

>算数・数学に特化しています
生活基盤であり、就職の基盤にもなる、まず1点突破ですね。算数・数学に必須の文章読解力も養われることと思います。
教職を目指す大学生ボランティア」制度は片葩実施以前は仕組みがなかったと思いますが実施の壁はどうだったのでしょうか。
以前もコメントしましたが、何十年も前に加藤秀俊さんが3-5歳上のものが年下の子たちを教えることの効果をあげていました。教えるものが教えられる効果は大きいものがあり、教えるものがその理解を深める効果に大きいものがあると思っています。

投稿: とだ-k | 2017/08/13 21:22

「数学教室」に関して新聞で目にした森田真生さんについて。片葩、夏休み教室活動の強い支援になるかもと思いました。すでに町の計画に入っているかもしれません。下記は彼の活動の考え方が出ているサイトの一部です。
https://wired.jp/2016/07/12/interview-masao-morita/
数学者・岡潔に影響を受け、彼と同じく数学を通して「人間」に迫る独立研究者・森田真生。
---略---
21歳のときに神保町の古本屋・明倫館で岡潔の『日本のこころ』に出合いました。ぼろぼろの文庫本で、数学の本なのに「数学」という言葉がほとんど出てこない。気になって買って読んでみると、「人が生きているとはどういうことなのか」「わたしとは何なのか」という根本的な問いにまっすぐに進む岡潔の思考を知ることになります。
例えば生物の授業を受けても、「生命とは何か」が正面から問われることはない。大学でいろいろ勉強して知識は増えても、本質の周辺をぐるぐると回っているだけのように感じていました。でも岡潔は、最初からそうしたど真ん中の問いに突き進んでいく。こういう学者もいるのかと衝撃を受け、彼が学んだ数学を自分も学びたいと思って数学科に入り直したんです。岡潔との出会いが人生を変えましたね。

投稿: とだ-k | 2017/08/18 14:25

2017/8/21昨夜BSジャパン トークプラスで数学の高校への出前授業紹介番組を見ました。
AI人材を育てろ!企業エンジニアが高校出前授業ゲスト:平岡卓爾(エリジオン 商品企画マネジャー)
数学を専攻しても学校の先生等の就職先しかないという声がある中で、この会社の創業者はコンピュータを使ったソフトで社会生活とつながった仕事があるのだという思いで数学の優秀な人たちだけを募集して会社を設立したという。講習会に自由参加した数学の得意な高校生の感想も社会、企業とつながりがあるのだと実感したという声も紹介していました。興味あるデモも紹介されたようです。

エリジオンは3次元CAD(コンピューターによる設計)のデータを変換するソフトで4割近い世界シェアを持つ。トヨタ自動車、アイシンなど国内外に約3千社の顧客を持つ
その一つ=工場内の配管などを3次元データで再現できるソフト
実物を3D計測して、実物をコンピュータで立体的に再現する技術で工場設備の保守点検、設備増設をする際にも非常に楽に計画できるようです。
下記もホームページに紹介されています。
http://www.elysium.co.jp/casestudy/usercase/tomioka/
3D点群データを活用した歴史的文化財のアーカイブ事業
導入企業: 福島県富岡町
製品: InfiPoints
エリジオンのホームページです。
http://www.elysium.co.jp/

投稿: とだ-k | 2017/08/22 14:54

とだ-k様
これは、片葩小学校の前中村校長先生が、ご自分の構想のもとに、大学などで説明をしながら各大学の大学生とwin-winの信頼関係を築いてきた賜物です。
中村先生には、今でも東浦町のスクールパートナーにご尽力いただいています。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2016/09/post-98d4.html

投稿: 神谷明彦 | 2017/09/11 08:51

2017/8/20BSジャパン トークプラス 企業が高校への数学出前授業を紹介した番組---AI人材を育てろ!企業エンジニアが高校出前授業:平岡卓爾(浜松_エリジオン)」の記事に関連して下記の新聞記事を見つけました。公教育の外でのプログラミング少年団の立ち上げ支援を総務省がまとめようとしているようです。
プログラミング 少年団で教育
総務省、1万クラブ結成 IoT 国際競争力磨く
2017/9/14付 日本経済新聞 夕刊
総務省はあらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及に向け、小中学生からの人材育成に乗り出す。2020年から小学校でプログラミング教育の必修化が始まるのをにらみ、学校とは別に全国でクラブ組織の結成を促す。指導者の確保や機材の提供などきめ細かく支援し、23年をメドに1万団体の設立をめざす。子どもの育成強化で国際競争が激しくなっている技術者の確保と高度化につなげる。--略--

 政府は20年から小学校でプログラミング教育を必修とする。総務省は義務教育だけでは高度な技術者を育てるのは難しいとみており、クラブで課外活動を充実し、応用力を身につけてもらう。
 少年チームから世界的なトップ選手が育った野球、サッカーなどのように「スター技術者」を輩出できるようにしたい考えだ。小中学生の参加する野球チームは全国で約2万、サッカーが約1万6000あり、育成の裾野は広い。

投稿: とだ-k | 2017/09/14 20:57

下記記事は数学者?森田真生さんが大阪の小学校で生徒から教えられた感動です。
素直な感性 森田真生
2017/9/21付 日本経済新聞 夕刊
 縁あって6年前から、大阪のある小学校で年に2回、小学5、6年生に向けて数学の授業をさせてもらっている。今年は夏に絵本を出したこともあって、5、6年生だけでなく、1年生以上のすべての学年の子供たちに授業をすることになった。
 低学年の子供たちには、様々な時代と地域で使われていた数字の形をスライドで見せて「これは何だと思う?」などとやり取りをしながら、いま使われている算用数字のデザインが、いかに長い洗練の過程を経て実現したものであるかを話した。
 特に小学校低学年の子供たちに向けて授業をするのは初めてだったので、前日までとても不安だったが、子供たちはみんな元気よく反応してくれて、ダイナミックで対話的な楽しい授業になった。
 子供たちと触れ合っていると、いつも思わぬ発見がある。今回も、小学3、4年生向けの授業のときに、「算用数字はどこで生まれたと思う?」と質問をみんなに投げかけてみたところ、真っ先に手を挙げた3年生の男子が「樹から生まれた!」と自信満々に答えたのである。
 樹に数字が実るなんて、何と素敵(すてき)な発想だろう! と思わず感嘆してしまったけれど、「数字を生んだのは人間だ」と思っていないのはどうも彼だけではないようだった。----略------
 今度はどんな意外で愉快な子供の反応に出合えるだろうか。また来年、彼らに会うのが楽しみである。

投稿: とだ-k | 2017/09/21 17:47

下記も社会人による高校への出前授業の一種になるのでしょうか。
あすへの話題 コマツ会長 野路国夫
2017/10/2付 日本経済新聞 夕刊
---略--
 2014年から毎年、福井の高校で「ふるさと先生」として30人ほどのクラスで2時間の授業を行っている。
 授業といっても、私の場合は自分の経験から学んだことを事例として説明するわけだ。嬉(うれ)しいことに、生徒は皆真剣に聞いてくれる。こちらも熱が入り、毎回あっという間に時間が過ぎてしまう。
 特に強調するのは、自分で現場に行き、自分でデータを取り、自分で考え、解析し、理解した上で物事を進めることの大切さだ。人の話、ましてやインターネットの信憑(しんぴょう)性のない情報を鵜呑(うの)みにしてはいけない。冒頭のやり取りもそれを理解してもらうためだ。例えば「女性の社会進出増加や所得低下で少子化が進んだ」と、いわれることがあるが、当てはまらない地域もあるだろう。
 そしてもう一つは、論理的思考だ。高校生なので幾何を例に説明するが、同じ回答であっても色々なやり方を学習する。この習慣を身に付けることが役に立つ。
 加えて、失敗を恐れずチャレンジすることも重要だ。失敗により人間は育ち、論理的思考も身に付くからだ。最近の若者はリスクを取らないと言われるが、考えてみると、これは我々の問題かもしれない。失敗しても再チャレンジができる仕組みの構築は我々の責務である。
米国のシリコンバレーでも成功するのは1~2%とのこと。3回失敗して初めて一人前なのだ。

投稿: | 2017/10/02 19:54

先の記事紹介に名無しで投稿してしまいました。

投稿: とだ-k | 2017/10/03 20:58

ご参考_新聞コラムです
桜プロジェクト_コマツ会長野路国夫
2017年11月6日 日経新聞夕刊
母校、福井市春山小学校の入学式で亡き母に連れられて見た満開の桜が大きく綺麗(きれい)だったのを今でも忘れられない。ただ、数年前、久しぶりに出かけてみると、桜に元気がないのである。そこで土を入れ替えたりして桜の再生の手伝いを始めた。その後、「日本花の会」と先生の協力で、小学五年生の課外授業として始めたのが「桜プロジェクト」である。
「野路さん、こんにちは」
「桜の紅葉は赤と黄色に変化します」
「桜の木の害虫のコスカシバがどれくらいいるのか。樹脂で見分けます」
などと、年に1回、東京の私の執務室と福井をネットで繋(つな)いで発表会を開く。今の子供はコミュニケーション能力が欠けているといわれるが、こうした活動で鍛えられることを実感した。今年も39人が10班に分かれ、芝居風、授業風など工夫をこらしてくれた。
「桜プロジェクト」ではまず、桜の成長記録をつける。皆、自分の木を決め、デジカメで記録を残す。標準の木と比較した開花、新葉、紅葉の時期や、毎年の気象データとの比較やその木の健康状態も研究対象である。根元を踏みつけると土の中の微生物の状態が変わって悪影響が出ることも学ぶ。次に、咲いた花の数を数え、葉や幹をたべる虫や、幹や枝に付く病気(きのこ)を見つけて健康診断を行う。言い換えれば「生きる」ことについて学ぶのである。
桜の木なら日本の多くの小学校に植えられているはずだが、他の木でも構わない。日常生活で自然に触れ、「生きる力」を自然から学び、自分の目と手で観察し、その体験を発表。これこそが、子供の成長にとって地道だが確実なステップだと思う。

投稿: とだ-k | 2017/11/06 21:12

算数・数学で読解力を!「言われたことを、言われた通りに、正しく実行する」だけの人にならないようになる心得でしょうか
「読み、書き、数学」森田真生 2017/11/9 日本経済新聞夕刊
 船上に26匹の羊と10匹のヤギがいる。このとき、船長は何歳でしょう?
 40年前、数学教育を専門とするフランスの研究者がこの問いを小学低学年の子どもたちに投げかけた。すると、大多数の子どもが「36」と答えたそうだ。
 もちろん、船の上に動物が何匹いようが、船長の年齢と関係はない。解けるはずのないナンセンスな問いだが、子どもたちは反射的に、文中に出てきた数を足し合わせ、もっともらしい「解」を導き出したのである。
 その後、グルノーブルにある「数学教育研究所(IREM)」は、規模を大きくした追加実験を行った。すると、出題された7歳から9歳の子どもの9割近くが、この問題が無意味であることに気付かず、文中の数字を組み合わせて答えをひねり出したという。その後、ドイツやスイスなどでも同様の実験が行われ、子どもたちの同じような反応が確かめられた。
 ショッキングだが、にわかには信じがたい話だ。この実験を紹介しているベルギーの教育心理学者エリック・ディコルテらの著書「Making Sense of Word Problems(文章題を理解する)」の中に、この実験の正当性を疑ったアメリカのある教育研究者のエピソードが紹介されている。
 彼は、実験の対象に選ばれた子どもたちが、たまたま「よい数学教育を受ける機会がなかった」ことが、結果に影響を及ぼしたと考えた。そこで、試しに我が子に、同じ問題を出してみたそうだ。すると、小学5年の彼の子は、迷わず「36」と答えた。驚きと落胆とともに「なぜ?」と尋ねる父に、「こういう問題のときは、数字を足すか引くか掛けるんだよ。この問題の場合、足すと一番うまくいく」と返事があった。

こうした子どもたちも、実際に船に乗ったら、船長の年齢を調べるために、まさか羊やヤギを数えはしないだろう。「算数の文章題」という体裁で出題された途端に、普通だったらあり得ない不合理な推論を、平気でしてしまうのである。
 私たちはそもそも何のために算数を学ぶのだろうか。原点は、「読み、書き、そろばん」の「そろばん」である。つまり、あらかじめ決められた手続きにしたがい、正しく計算する能力を身につけること。実際、試験では制限時間内に正しい答えを一つでも多く導くことが求められる。その結果、計算の「意味」をいちいち考えない癖がつく。そうした試験でいい成績を収めた人は、社会に出ても「言われたことを、言われた通りに、正しく実行する能力」に秀でている可能性が高い。そして、かつてはそうした能力が希少だったのである。
 だが、言われたことを、言われた通りに、正しく実行する能力に関しては、もはや人間はコンピュータに及ばない。では、そもそも何のために算数や数学を学ぶのか。この問いは、移り変わる時代の中で、くり返し問い直していく必要がある。
 単なる計算の技術ではなく、論理的な思考を頼りに、新たな概念を生み出し、それを使いこなしていくこと。それこそが、数学を通して学ぶことができる最も大切な能力である。「読み、書き、そろばん」ではなく、「読み、書き、数学」が常識になった未来を、私はこの目で見てみたい。

投稿: とだ-k | 2017/11/09 22:07

Papa'sBlogで興味ある記事を見つけました。2017/11/16勝間和代オフィシャルメールマガジンに紹介されていました。
Papa'sBlog数式も言葉と同じ感覚が元で作られる!? 2016/11/11
http://papa-edu.com/equations/?subscribe=success#blog_subscription-4
感覚を言葉にしようとして数式が生み出された、前回、言葉と感覚について学んだということを書きました。
言葉は、自分の感覚を、誰かに伝えようとする時に作るもの。(伝えるのは、そのものの内容ではなくて、自分の感覚。その感覚も内容の一つなんだけど、相手に伝わるのは感覚という意識を持つこと。プレゼンや話で相手に伝わるのは、感覚なので、内容を伝えようとするよりも、自分の感覚を伝えようとする方が、実は伝わるということ。)それを知った私は、感覚と言葉の関係について、ずっと頭がいっぱいでした。
そんな中、「量子力学の冒険」という本の輪読会に参加しました。---略-----
へーーーー、シュレディンガーは、式が描像や感覚でわからないと気持ち悪いんだなー、が、えっ?感覚でわかる?
それ感覚と言葉の関係と同じじゃん。
式を作る人って、自分の感じている感覚を形にしてるんだな?
物理の式も、感覚を表した言葉と同じだ、ということに気づきました。--略---

投稿: とだ-k | 2017/11/18 16:34

とだ-k様
いろいろと、興味深いことを書いてくださいました。
量子化学は少しだけかじったことがあります。シュレディンガー方程式とか波動関数とか出てきて最初はさっぱり感覚が付いて行きません。摂動だの相互作用だの言ってもピンときません。そのうち(共同幻想なのでしょうか?)なんとなく感覚的にわかるような気がしてきます。
数学は言語です。美文もあれば難文もある。俳句もあれば純文学もある。音符を読むとシンフォニーが聴こえてくるように、数式を見ると宇宙の構造や分子の軌道が感じられる人もいるのでしょう。

投稿: 神谷明彦 | 2017/12/03 22:01

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