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2017/08/01

非行防止と青少年健全育成町民大会

少し前のことですが、7月1日に、非行防止と青少年健全育成町民大会を文化センターで開催しました。

冒頭に私からは、「居場所とは物理的な場所を指すのではなく、人が周りから信頼され存在価値を感じられる環境のこと。そんな居場所をたくさんあるまちにしたい。」と挨拶。来賓の保護観察官からは「人口10万人あたりの初年非行はこの10年で半分以下に。非行少年が少数派になったからと言って、切り捨てにつながるのは危険。非行や犯罪を犯した人の立ち直りを支えることが大切だ。」とのご挨拶をいただきました。

中学生の意見発表では、東中3年の黒野さんは「誰もが住みやすい世の中へ」と題して、修学旅行で東京の電車に乗った時、の駅員さんや道を尋ねた人の応対や、自分たちの障がいのある人への対応を臨場感を持って振り返りました。
北中の澤田さんは「スマホと上手につきあうために」と題して、「自分はスマホを持っていないので寂しさや不安を感じることもあるが、夏休みに友人と二人で、紙の地図と現地の人とのコミュニケーションを頼りに、自転車で知多半島を一周。感動をスマホに求めてはいけない。ジャスティン・ビーバーが「スマホと教室とどちらが広い?」と言うけれど、教室にはリアルな何でもある。」と結びました。
西中の橋さんは「仲間と創った大切なもの」と題して、於大まつりの中学生企画「えんにち」でを3年生になっても続けて、グループリーダーを務めて、チームワークの深まりを感じたことを生き生きと語りました。

更生保護女性会の活動は、犯罪を犯した人の更生と社会復帰、青少年の健全育成、子育ての支援を3つの柱としていますが、この中で会の名称の由来ともなっている犯罪を犯した人の更生と社会復帰は、会の発足時からの大きなテーマです。取り組みの難しいテーマではありますが、日頃、町内の保護司の皆さんや保護観察所の方たちと情報交換しながら、犯罪を犯した人の理解や社会復帰しやすい社会環境づくりなどにご尽力をいただいています。
 →立ち直りを支える「地域のチカラ」

この日は、北九州市でガソリンスタンドを経営する傍ら、不登校、少年院刑務所出身者や保護観察中の少年少女たちなど、20年間で130人もの若者を積極的に雇用し、社会復帰を支え続けていらっしゃる野口石油社長、福岡県就労支援事業者機構理事の野口義弘さんをお招きして、「信じ続ければ答えてくれる」と題して講演をいただきました。

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反省は一人でもできるが更生は一人ではできない。
野口石油は100%入社させる。自己否定はしない。解雇はない。
平成15~17年をピークに少年犯罪は減っているが、再犯率は入所してまた地元に帰ってきた時にどう迎えるかにかかっている。
罪状は言わないが、保護観察中であることはオープンにする。
少年院は時間に厳格だが、ふつう若者は夜型だからすぐに生活態度が乱れがちになる。朝、社員に迎えに行かせたりもする。共同で支え合いながら作業をすることにしている。通常の「5S+作法+姿勢」で7Sを実践するようにしている。ウソを言わない、金をごまかさないも、しつこく言っている。
非行の99%は親の責任だ。本当の居場所は家庭にあるべきだ。最初に、少女を雇い入れたとき、保護司だった妻から「ちゃちゃを入れずに正面から向き合って目線を合わせろ」と言われた、手を握ることによって相手と気持ちが通ずる。
出会う大人によって、子どもは変わる。警察から指名手配されているけど、いい子がいるからと言われて面接したこともある。更生のために自首を勧めた。審判のときに自分は少年の雇用証明書と嘆願書を出した。雇用主の熱意が通じて保護観察処分になった。いま、その本人が協力雇用主になっている。

 https://www.fesco.or.jp/winner/h23/236.php
 http://www.data-max.co.jp/2011/06/1_404.html
 http://www.kameyama-mie.jp/~kblog/higashi/files/2016/04/0086362e9ea6e1492fcf949a6f8773c6.pdf

講演の後で、野口さんと懇親会に同席させていただきました。
野口さんは、互いに理解し合う、心を通じ合うことを大切に、握手やハグを積極的にされているとのこと。熊本のご出身ですが、米焼酎よりも清酒がお好きなのだそうです。

 

※協力雇用主とは・・・以下、「協力雇用主就労支援ハンドブック(平成29年 北九州市発行)」からの抜粋です。

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※協力雇用主になるには・・・
「顔の見える関係」が大切ですから、保護観察所(愛知県であれば名古屋保護観察所)にご相談いただき、保護観察所の方から制度についての説明をさせていただくとともに、業務内容や労働条件について、まずはお話を伺うところから始まります。
協力雇用主には、保護観察対象者等に対する①信頼関係の構築②生活習慣の改善③規範意識、就労意欲の向上④仲間としての扱い を期待しています。
協力雇用主をサポートする国の支援制度としては、刑務所出所者等就労奨励金、身元保証制度、トライアル雇用制度など、また福岡県では入札参加資格における貨店制度や就労身元保証制度(協力雇用主損害見舞金制度)などがあります。

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