健康体操、若者会議、認知症フォーラム・・・いろいろありました。
●健康体操の集い
体育館で健康体操の集いを開催しました。栄養・運動・睡眠が健康の3要素だと言います。
体操の演技のあとで、見学者も一緒に入って伊藤敦子講師の指導による体操の実践もあり、心地よく疲れました。体力づくりやリハビリもありますが、程良く疲れてぐっすり睡眠ができるのも運動の大きな効用です。
体育館の行き帰りは徒歩で。久しぶりに生路の郷中を、出会う人にあいさつしながら歩きました。
途中に、観音寺と呼ばれるお堂があって、弘法さん巡りの朱印を押してくれます。お堂の中を初めて見せてもらいました。
平成17年に東浦町地域ふれあい場整備事業で生路区が立てた看板には、次のように書かれています。
福聚山 観音寺 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
寛文三年(1663年)生路村中として観音堂を創建する。檀家はない。
本尊の観世音菩薩は有名な恵心僧都の作であるという。古来庄屋支配。
知多10番札所。昭和17年(1942年)観音堂と改称する。
現在は常照寺で管理している。
●若者会議
午後から、第1回若者会議を開催。16歳から29歳の若者二十数人が集まってくれました。これから策定する東浦町総合計画に若者の意見を盛り込むためのワークショップです。20年経つと皆さんは36歳から49歳、将来の社会の主役として自分事としてまちの将来像を考えていただきたいと思います。
行政は、これまで決して若者の意見をおろそかにしてきたわけではありませんが、一般公募をしても若い方たちにはなかなか集まっていただけません。今回初めての試みとして、あえて若者だけの話し合いの場を設けました。
世の中を変革していくのは、若者、よそ者、馬鹿者(変人=大方の人たちと異なる感性・価値観を持っている人)と言います。常識知らずだからなどと変な遠慮は抜きで、本音トークをしていただければと期待しています。
●認知症フォーラム
14時から、文化センターで認知症フォーラムを開催しました。さすが、国立長寿医療研究センターの遠藤英俊先生はレギュラー番組を持っているだけあって、会場は高齢の方たちを中心に満員。ふだん役場が講演会を仕掛けてもなかなかこれだけ人が集まらないので、ちょっと悔しい思いです。
今回のテーマは、若年性認知症についての理解を深めて、認知症にやさしいまちをつくっていくことです。
前半で、伊勢真一監督のヒューマンドキュメンタリー映画「妻の病 -レビー小体型認知症-」を鑑賞。高知県南国市の医師が、妻が比較的若くして認知症を発症し、症状が進んでいく過程に自ら疲労しながら向き合っていく様子を追った“重い”映画です。
後半は、前田クリニック委員長 前田吉昭医師に座長、遠藤英俊長寿医療研修センター長に講師をお願いしました。遠藤先生によれば、「若年性認知症は、町で把握しているのは10人ほど、実際には30人くらいいてもおかしくない。精神疾患と誤認されやすく、早期発見早期治療開始が大切。医療スタッフが徹底的にアドバイスする心構えが欲しい。東浦には県内初の若年性認知症専門のデイサービスがある。若年性認知症の人たちが働ける場が必要だ。東浦町の地域包括支援センターは頼りになる。認知症サポーター養成講座による住民の理解や認知症カフェなどのなどの居場所づくりが進みつつある。厚労省は当事者同士が話し合う本人ミーティングを奨めている。顔の見えるコンパクトなまち東浦こそ、認知症にやさしくなれる。」、おまけとして「自分は認知症予防に効くと信じてクルクミンの含まれるカレーを食べるように心掛けている。」とのことでした。
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