還暦まであと何年?
昨年11月に高校時代からの友人から会って話しがしたいと連絡があった。彼は、東京の企業に勤めて、今ニューヨークで仕事をしているが、久しぶりに帰国したのだそうだ。私もそうだが、会社に勤めていればそろそろ定年。60歳以降をどうしようかと考える頃かもしれない。愛知県のこの辺りに生まれた人間には、田畑があったり両親が居たりする。自分も含めて、これからの人生をどうするかの節目であることは間違いない。
12月初旬には、高校の同窓の友人のご主人の還暦のパーティーに招かれた。会社の部下や友人に囲まれて、家族勢揃いでフォークのコンサートをやった。還暦の当人は最初っからぶっ通しでヴォーカル。若い頃はヤマハのポプコンに出るほどバンドに打ち込んだ。人生の節目に一度こういうのをやってみたかったのだそうだ。熱く、また温かいものを感じるパーティーだった。
12月半ば、昔務めていた会社の研究部門の同期会をやるというので、夕方、小田原に集まった。会場は、これまた同期がやっている駅の近くの居酒屋。すでに退職して料理の勉強をして憧れの自分の店を開いたのだそうだ。同期の中には、フェイスブックでつながっていたり、たまに会ったりする人もいれば、本当に久しぶりの人もいる。専門性と幅広い技術の領域に通じていることを活かしてコンサルタントをしている人もいれば、もう少し会社で活躍しようとする人、これからNPOの活動に打ち込もうとする人。人生いろいろだ。やはり、来たるべき60歳の節目を意識する機会になった。と言う自分には、定年と言うものがあるわけではないのだが。
※地元のお酒をコレクションに加えてもらいました。
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