午前は土地開発公社理事会、午後はウェルネスバレーセミナー2018に出席。
午前は、半田市土地開発公社の理事会に出席。土地開発公社とは、地方自治体が出資して設立した公社で、独自に資金調達をして、道路や公共施設に必要な土地を自治体の事業に先立って先行取得する役割を持っているものです。半田市土地開発公社は、半田市と知多郡5町が出資しています。東浦町では現在整備中の緒川南北線の用地などを土地開発公社を通じて先行取得しています。
その理事会が開かれた庁議室は、災害時に災害対策本部になる部屋で、大型モニターのほか、緊急時にチェックすべき個所があらかじめ描かれたホワイトボードなどが置かれています。
午後は、国立長寿医療研究センターで開かれたウェルネスバレーセミナー2018に出席。
①「不便益 ~QOL向上に資する人間機械系の新しい設計論~」 by 名古屋大学未来社会創造機構 平岡敏洋 特任准教授
②「認知症・フレイル予防への取り組み」 by 国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 荒井秀典 センター長
③「実践からみた認知症・フレイル予防」 by 国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター 土井剛彦 健康増進研究室長
④「非言語性コミュニケーションシグナルを活用した認知症ケアやリハビリプログラムのご紹介」 by 認知症介護研究・研修大府センター 齊藤千晶 研究員
⑤「インセンティブに頼らない健康づくり事業 ~大府市健康プログラムのご紹介」 by 大府市健康都市推進局 林正実 局長
上記5つの講演のあとで、閉会のあいさつをさせていただきました。
「不便益」という言葉を初めて聞きました。どこでもドアがあれば確かに旅行が簡単になりますが、でも、そんな旅行って楽しいの? 安易に便利を追求するのではなく、不便を楽しむことによって得られるメリットがあるはずです。昨今の自動運転(本来は運転支援のはず)のプロパガンダにも警鐘を鳴らす内容でした。
東浦町は健康施策として「いきいきマイレージ」を実施していますが、大府市ではタニタと組んで、ゲーム性を組み込んだ物的インセンティブに頼らない健康づくりを模索中です。その中間報告でした。
我々行政や医療機関、研究機関は様々なデータを持っています。いろいろな考え方があります。また、民間企業はいろいろな製品や技術を持っています。それらを上手くつなげて新たな価値を生み出すことを期待しています。
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