連絡所長さんたちとコミュニティの視察研修
1月末に連絡所長(6地区の区長と県営団地の自治会長)さんたちと、地域コミュニティの運営について視察研修に行ってきました。
この研修では、過去に、
宮城県の津波被災地(平成23年度)、長野県須坂市(24年度)、福井県越前市と滋賀県東近江市(25年度)、長野県安曇野市(26年度)、長野県飯田市(27年度)、大阪府豊中市(28年度)へ行っています。
今回は、兵庫県の豊岡(とよおか)市と朝来(あさご)市へ。山陰線に乗って中国山地のなだらかな山の中のまちで、一つは豊岡市出石(いづし)地区の弘道(こうどう)コミュニティ、もう一つは朝来市の粟鹿(あわが)コミュニティを訪ねました。どちらも合併自治体で、元々それぞれの地域自治の取り組みがあったのでしょうが、合併を機に区(東浦と違って、小単位の町内会(組)のようなもの)をいくつかまとめてコミュニティとし、そこに親睦行事、文化、人材育成、防犯、防災、コミュニティビジネスなどの機能を付与したものです。
弘道コミュニティは発足3年目で、熱い役員の方たちと意見交換させていただきました。ちょっと残念だったのは、お互いの背景や実態を理解し合うのに時間がかかってしまって、突っ込んだ話が十分にできなかったことです。こちらのコミュニティの概要が一目見て分かるようなレジュメをあらかじめ用意しておくべきでした。
粟鹿コミュニティでは、会長さん副会長さんの案内で地域のコミュニティカフェにもお邪魔させていただきました。朝来市のコミュニティでは、指定管理を受けたり、ゆうパックの宅配を請け負ったり、太陽光発電で収入を得たりしているコミュニティもあるそうです。
案内の朝来市の若い職員さんが、よく気のつく方で感心しました。市長さんに面会する予定ではなかったのですが、その職員さんの機転で、市長さんが時間を割いてくださってお話しをすることができました。ほかにも、今度、知多5市5町の研修で講師に来てくださる職員さんを紹介してくれたり、現地のコミュニティに行く途中に竹田城の近くを通ってくれたり、古墳もたくさんあるとか、互いに近所で競い合ってる(辛口純米と甘口吟醸で造りの違う)酒屋さんがあるとか、但馬牛が美味しい道の駅があるとか、さすがシティープロモーション担当だと感心しました。おかげで、しっかり日本酒を2本買ってしまいました。
旅道中は、facebookをご覧ください。
新幹線定刻です。関ヶ原は銀世界。
福知山で特急を乗り継ぎ。
朝早くからホームの雪が掻いてあります。
和田山駅から朝来市役所に向かいます。
市役所にほど近い和田山駅は、国鉄の機関区のあったところです。昔は国鉄マンで賑わっていたのでしょう。車庫を修復する計画もあるようです。
それから、このポスターいい感じじゃないですか。
商工会青年部の出石支部が毎月地域の清掃活動をしているのだそうです。そのプロモーションのポスターなのですが。毎月こうして参加者を載せるのだそうです。やる気出そうですね。
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