自然環境学習の森の自然を活用するイベント のご案内
もう少しで春がやって来ます。自然環境学習の森 の自然を活用するイベントのご案内です。
■竹灯篭をつくろう!
於大まつりの前夜、明徳寺川沿いに竹灯篭が展示されていることを知っていますか?竹灯篭から映し出される光は幻想的でとてもきれいです。
この竹灯篭に使われている竹は、東浦自然環境学習の森で竹林の管理のために伐採されたもので、この竹を利活用して竹灯篭作りを行っています。
オリジナルの竹灯篭を作り、於大まつり前夜祭イベントに展示しましょう。
日時: 3月27日(火) 9時30分~正午
場所: 東浦自然環境学習の森駐車場
(雨天時: 文化センター2階 第2会議室)
詳細は→http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/1515024828723.html
■里山の保全活動と竹の子掘り
東浦自然環境学習の森では、鳥や昆虫、植物などがすみやすいよう、竹や樹木の伐採や運び出しといった里山の保全活動を行っています。
里山の保全活動とタケノコ掘りを体験できる楽しい催しを企画しましたので、ぜひご参加ください。
○里山の保全活動
伐採竹の運び出し: 中学生以上の方
自然観察会: 3歳以上小学生以下の方
○竹の子掘り
※参加を希望される方は、下記の申込、応募方法をご確認ください。
(注意: 応募者多数の場合は、抽選となります。)
日時: 4月7日(土) または 4月15日(日) 両日とも10時~正午
場所: 東浦自然環境学習の森駐車場
詳細は→http://www.town.aichi-higashiura.lg.jp/kanko_bunka/event/1515024828723.html
■里山講座「在来種ニホンイシガメの危機と保全への挑戦」
在来種が蔓延る一方で日本本来の在来種が激減しています。在来種を救うにはどうすればよいかを学びます。生き物好き、集合!
日時: 3月17日(土) 10時~正午
場所: 文化センター 2階 視聴覚室
講師: 岐阜大学応用生物学部 楠田哲士 准教授
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コメント
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あまりすばらしい人の記事を見つけたので「景観」のダブリを覚悟でここにご紹介します。---
FAO駐日連絡事務所 Liaison Office in Japan
熊本県の大津愛梨さんが「模範農業者賞」を受賞、農村女性の声を上げることに貢献。2017/10/16
~世界食料デーに、アジア太平洋地域の移住者の未来および農村開発に光を当てる~
アジア太平洋地域の農業発展に貢献した人を顕彰する国連食糧農業機関(FAO)の「模範農業者賞」に、熊本県阿蘇で農業を営む大津愛梨さんが選ばれ、10月16日の世界食料デーの日に、バンコクで授賞式が行われました。
今年の「模範農業者賞」には、アジア太平洋地域より、大津愛梨さんのほか、アフガニスタン、インドネシア、ネパール、タイより合わせて5人(女性4名、男性1名)が選ばれ、FAOのアジア太平洋地域事務所を代表して、FAOアジア太平洋地域のゼロ・ハンガー特別大使(UN FAO Special Ambassador for Zero Hunger in Asia and the Pacific)を務めるタイのシリントン王女から賞状が授与されました。
大津さんは農村で就農すると決めた際、家族や友人ら皆に「なぜ?」と聞かれたと言います。彼女の答えは「なぜ、だめなの?」でした。
ドイツで生まれ、東京都心で育った大津さんは、愛情と田舎での幸せを求めて、都会から離れるのにためらいはありませんでした。一人っ子育ちの大津さんは大家族に憧れ、子育てに大都市は向いていないと考えていました。
そのため、結婚して新しい人生のステージに移るとき、農家出身の夫に、ルーツに戻ることを勧めました。大津さん夫婦はドイツで景観計画の修士号を取得した後、最初は東京に戻りましたが、夫の両親は高齢のため、息子が東京からは程遠い南部の一ヘクタールの土地を受け継いでくれることを望んでいました。大津さんはまたとないチャンスと思い、夫婦で就農することを決めました。
義理の叔父さんの協力を得て、大津さんは有機米の生産から始めました。叔父さんのあか牛の飼育も手伝いました。また、大津さんは景観づくりの知識を活かして、再生可能エネルギーの促進に尽力し、現在は他の農家への支援も行っています。実際、NPO法人九州バイオマスフォーラムを立ち上げて、理事長として農村振興のために再生可能エネルギーの普及と啓発活動を行っています(現在は再生エネルギーの利用を目指す会社を設立し、事業化しています)。日本の農家の平均年齢が70歳に近づいていることから、大津さんは将来の食料安全保障には科学技術が鍵だと考えています。
大津さんの声はとても力強く、日本ではよく知られています。彼女は農家のために声を上げ、農業に従事する女性がさらなる声を上げることができるように啓発活動をしています。2016年の熊本地震以降、彼女の声はさらに大きなものとなりました。農村振興を最大限に行うために複数のプロジェクトを立ち上げました。一つは、子どもたちに食料と農業について体験して、考えてもらう「リトルファーマーズ養成塾」です。このプロジェクトは環境省の生物多様アクション大賞を受賞しました。また、バスで被災地を巡りながら車内で地元の新鮮な食材を使った料理を楽しめる観光プロジェクト、「レストランバス」を走らせています。
大津さんは阿蘇の世界農業遺産(GIAHS)認定の際にも一役買い、「景観を守り、より良くするためのどんなに素晴らしいプランがあっても、農家なしには実現できません」と力強く述べます。農家の生活は危機に瀕しているため、農家自身がこのメッセージをはっきりと伝えていくべきで、「農家の声は聞いてもらわないといけない」と大津さんは言います。私たちは今日、活動家であり、母であり、移住者であり、農家である大津さんの力強い声を聞きました。---以上FAOの記事です
投稿: とだ-k | 2018/03/06 10:39
大津愛梨さんですね。初めて知りました。
http://taberutimes.com/posts/producer/otsueri
https://mainichi.jp/articles/20170514/ddl/k43/040/211000c
https://nougyoujoshi.maff.go.jp/member/m_detail/350/
https://www.facebook.com/otsu.eri
ゆっくり読んでみようと思います。ありがとうございます。
田園景観と農業については切っても切れません。明徳寺川沿いの景観や森岡のぶどう畑の景観は、農業者の協力なしでは成り立たないし、景観の主人公である農業者の意向なしでは考えられないと思います。
投稿: 神谷明彦 | 2018/03/19 02:22