風見尚さんが、サロマ湖 100km ウルトラマラソンで世界新記録
6月24日に開催された第33回サロマ湖 100km ウルトラマラソンにおいて、東浦町緒川在住の風見尚(かざみ なお)選手(35歳)が、世界新記録となる6時間9分14秒で優勝しました。おめでとうございます。
風見選手は、「走り出しから記録更新を狙えると思ってはいなかった」「ただ、95kmほど走ったあたりで、ペースも順調だったことから、記録更新を狙えるのではないかと思った」と当時の心境を振り返りました。
100kmとは気の遠くなるような距離です。途中で栄養補給もしながら走り続けるのだそうです。走っていると気持ちがハイになったり、挫折しそうになったり、特に後半、調子の波を感じるのだそうです。靴は100km走ると、ほぼ履き潰します。体重は2kgほどしか減りませんが、次の試合のコンディションを整えるまでに2ヶ月かかるそうです。
風見選手は、今回の優勝を受けて、2ヶ月後、9月にクロアチアで開催される 第30回IAU(国際ウルトラランナーズ協会)100km世界選手権に、日本代表として出場することになっています。「今回の記録更新で世界最速をとれたので、次は世界最強をとりにいきたい」と意気込みを語りました。
風見選手は、愛三工業で仕事を持ちながら、ランナーを続けています。市町村対抗愛知駅伝でも活躍、今は、東浦チームのコーチもしていただいています。
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