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2018/08/14

小中学校にエアコン設置を進めるにあたって、自分なりに思うこと

東浦町は、平成31年度までに小中学校の全普通教室にエアコン設置を進めていくこととしました。

昨今、家庭や職場にエアコンが行き届いている中で、全国的に学校の各クラスに導入して行かざる得ない状況を考えて、導入するとするならば、できるだけ早く入れようと考えました。
ただし、予算を確保しても、全国的な流れのなかで、機器の品薄や施工者不足が予想されるため、できるだけ速やかに作業を進めたいと考えています。

導入に際しては、空調の方式や夏以外も含めた空調の運用のありかたも考えておく必要があります。オープンスクールに限らず断熱効率の悪い教室の断熱向上も考える必要があります。
また、そもそも暑さをしのぐために夏休み期間をとっているはずなので、夏休みや時間割のあり方を考えるべきではないかと思います。
エアコンの導入によって、子どもたちの学習環境と教職員の労働環境が向上するのですから、実際に学習効果を高められることを検証していべきだと思います。

ただし、学校の全普通教室へのエアコン導入は様々な議論を含んでいることを認識しておくべきだと思います。
まず財政面ですが、初期コストだけで億単位のお金が必要になります。何かの優先順位を上げれば、相対的に優先順位が下がったものを削らねばなりません。これには、負担者であり行政サービスの受け手である住民の皆さんの覚悟が必要です。あれもこれもは不可能です。
東浦町は長期の財政計画を持っていません。3年間の実施計画で基金を使い果たす自転車操業的な財政状況の中で後先を見通せないままの導入であることを認識しておく必要があります。
それから、エアコン導入は、地球温暖化を助長する行為であることから、できれば何らかの温室効果ガス削減の工夫が欲しいところです。

私は、根拠のない根性論は嫌いですが、子どもの頃に物事への耐忍性を養うことは大事だと思っています。子どもの頃に経験しなかったことは大人になったら耐えられません。人間が生物として地球環境の中で生きていく上では、外部環境の中で活動できることが絶対的に必要になります。特に熱帯でも寒帯でもない温帯においてこれができなければ人類の存亡に関わることになります。空調なしで育った我々は平気ですが、今の子どもたちが大人になる頃には、日本人で真夏の農作業や土木・建築作業をできるものが居なくなるかもしれないし、宇宙服的なものを着なければ外を歩けなくなるかもしれません。そんな想像力を働かせつつ、我々はそういうエポックメーキングな決断をしたという認識と責任を持つ必要があるのではないかと思うのです。

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