平成30年9月定例議会が始まりました。
昨日から、9月定例議会が始まりました。
9月定例議会では、平成29年度一般会計決算の認定をはじめ、20の案件を上程しています。
平成29年度一般会計決算は、歳入総額149億4,387万2,727円、歳出総額143億4,889万1,157円となりました。
収支については、歳入歳出差引額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、5億8,430万7,965円の黒字決算となっています。この実質収支額のうち、2億9,300万円を地方自治法第233条の2及び東浦町財政調整基金条例第2条の規定により、同基金へ積み立てています。
前年度に比べ、歳入では1.3%の減、歳出では1.7%の減となっていますが、この要因としては、歳入については国庫支出金、県支出金の減、歳出については人件費のうち退職手当、ふるさと寄附事業費及び防災費での知多中部広域事務組合費の減などによるものです。
続いて、特別会計決算については、
まず、国民健康保険事業特別会計は、歳入総額53億7,100万315円、歳出総額50億431万532円で、差し引き3億6,668万9,783円の黒字決算です。
土地取得特別会計は、歳入、歳出ともに総額34万6,708円です。
後期高齢者医療特別会計は、歳入総額6億650万1,483円、歳出総額6億532万9,483円で、差し引き117万2,000円の黒字です。
下水道事業特別会計は、歳入総額14億149万8,219円、歳出総額13億8,592万2,515円で、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、3万9,846円の黒字です。
最後に水道事業会計決算ついては、収益的収支では、事業収益10億9,005万3,785円、事業費用8億2,808万9,429円で、純利益が2億5,389万9,486円となりました。
資本的収支では、資本的収入5,159万4,269円、資本的支出1億7,830万7,399円で翌年度へ270万円を繰越ししています。
次に、平成30年度一般会計補正予算(第3号)ですが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ10億2,930万円を追加し、予算の総額を159億7,983万7千円とするものです。
歳入では、地方交付税、前年度繰越金の確定や、基金積立のための財政調整基金繰入金の増額、事業者都合による認定こども園移行延期に伴う国庫支出金の減額などが主なものです。
歳出では、総務費での公共施設等整備基金積立金、土木費での土地区画整理基金積立金の増額、民生費での認定こども園移行延期に伴う保育等給付事業費の減額などが主なものです。
このほかの補正予算は、国民健康保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計でそれぞれ前年度繰越金の増額などを行うものです。
その他の案件は、「教育長の任命について」の同意を始め、「東浦町公共施設等整備基金条例」の制定、「東浦町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例」の一部改正などです。
9月6日の本会議では、以上20の案件のうち、新教育長として現教育長の恒川渉氏の任命の同意、小中学校へエアコン導入のための設計監理業務委託料を盛り込んだ平成30年度一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認、の2議案の採決が行われ、全会一致で可決されました。
その他の議案の採決は、本会議における質疑と委員会審査を経て、9月26日の本会議最終日に行われる予定です。
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