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2019/01/04

1月4日は仕事始め。

朝、半田消防署東浦支所で新年の挨拶をして、年末年始の火災や救急出動について報告を受けました。役場で、篠田茂久 新副町長(前総務部長)と水野泰介 新総務部長 兼 財政課長(前財政課長)に辞令交付の後、仕事始め式で職員に挨拶。そして例年通り、各地区連絡所長(区長)さんたち、商工会の皆さん、愛知用水土地改良区の方々、JAあいち知多の皆さんたちが、新年の挨拶に来てくださいました。長期休業の後とあって、庁舎の1階は手続きの方々で賑わっていました。
午後からは、臨時議会を招集しました。年末早々異例ですが、12月定例議会で可決いただいた学校にエアコンを設置するための補正予算の金額に誤りが見つかったため、増額補正をお願いしました。補正予算は全会一致で可決いただきました。

仕事始め式では、係長以上の職員の前で、次のような挨拶をしました。

 新年あけましておめでとうございます。皆さんは、年末、年始、家族とゆっくり過ごすことができたでしょうか。

 私は、年末に「陸王」の再放送を見ました。こはぜ屋という埼玉県の小さな足袋屋が、大手スポーツ用品メーカーの妨害に遭いながらも、新しいコンセプトのランニングシューズを開発するお話しです。豊橋で大規模なロケを行ったことでも話題になったドラマです。登場人物の一人が発する「仕事の厳しさと、そこから逃げずに挑戦する楽しさ。それが仕事の本当の面白さだ。」という言葉が印象に残りました。スポーツも、ものづくりも、まちづくりも、チームが一丸となり、メンバーがそれぞれの役目を果たすこと、そして、飽くなき探究心と諦めない強い思いが試されるのだと感じました。

 さて、昨年も申しましたが、今年も同じことを改めて申し述べたいと思います。私は、1期目の就任以来、住民参加と協働を柱としてきました。この重要性は、変わらないどころか、ますます高まっています。第6次東浦町総合計画においても「住民が主体で、まちに住む人、まちで活動する人と一緒になってまちづくりを進める」としています。

 しかし、まだ職員のみなさんに十分浸透していないのではと感じることがあります。例えば、
・住民から都合の良い意見だけを聴いていないか。
・体よく、何かの下請けをさせていないか。
・新鮮で、意欲ある意見・アイディアが出てきても、役所の都合でつぶしていないか、あるいは消極的な対応をしていないか。
もう一度問い直してほしいと思います。

 参加と協働は、一部の部署だけのことではありません。住民も、地区コミュニティだけではありません。NPOや各種団体や特定のグループや有志の人、あらゆるセクターがあります。また、協働は1:1とは限りません。今、「協働」から「総働」という言葉が出てきています。民間企業も含めてあらゆるセクターが総出で力を合わせて新たな価値を創っていく時代です。

 「自分」「セクション」そして「役場」と言った狭い殻から飛び出して、共にまちを創造していく気概を持って進んでいきたいものです。私も頑張ります。今年もよろしくお願いします。

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