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2019/03/17

「三十路式~ありがとう!東浦!~」に出席しました。

近年、30歳を迎える人達が一堂に会して30歳を祝う「三十路式」が静かなブームになっています。
昨年、東浦町では、30歳住民有志の呼びかけで三十路式が行われました。
今年は、大府青年会議所の後押しで、30歳のメンバーが実行委員会を組織して、あいち健康プラザで三十路式が開催されました。有り難いことに、会場にお招きをいただき、みなさんにお話しをする機会をいただきました。
この日のために県外から来られた方もいらっしゃったようです。

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二十歳の成人式は町の行事として行っています(学校によっては1/2成人式があったりします)が、そのあと、町内の同じ歳が一堂に会する機会はなかなかありません。昔の習慣で、男性なら25歳、42歳の厄年の神事をやったりすることはありますが、それも、近年、やらない学年が増えてきたと聞きます。
それから、東浦町では、今年で4年目になりましたが、65歳の成人式(65歳のつどい)というのをやっています。これは、第2の人生のステージを迎えるにあたって、久し振りに、地元の同年代と交流し、地域の趣味やボランティアなどの活動を知っていただき、新たな遣り甲斐、生き甲斐を考える機会として、65歳の方々にお集まりいただいています。

いずれにしても、成人式の後は、町内の同年代の方たちが集まる機会はほとんどありません。人は一人では生きられません。成人式から10年経って、30歳の節目に、こうして一堂に会することはすばらしいアイディアだと思います。企画した実行委員の皆さんと、そっと背中を押した大府青年会議所の皆さんに心から敬意を表したいと思います。

30歳、30代というと、若くて、体力、気力、知力も充実、それに人生経験も加わって、職場では頼りにされて責任と権限が増してきて、最も可能性を感じる時期ではないでしょうか。また、中には、昇進とか、転職とか、結婚、出産などの人生の節目や転機にさしかかっている方もいらっしゃるのではと思います。

私事で恐縮ですが、自分はかつての東浦の地場産業である繊維産業をしている家に生まれました。父親は自分が子どもの頃から、「同じ産業が30年も調子よく行くわけはないのだから、自分の好きなことを見つけて家を出て行け。」と言っていました。自分も化学に興味を持ったものですから、地元を離れて化学を専攻して、化学会社の研究部門に就職しました。自分の好きなことですから、毎日とても楽しく過ごしました。
ところが、ちょうど30歳そこそこになったとき、父親が病気をして弱気になったんだと思います。たまに帰省で家に帰ってくると、「そこに座りなさい。」といって、地元に帰ってくるように説得されるようになりました。「あんた、昔言ったこととチャウやん!」とは思ったけど、弟は絶対に嫌だというので、最後は長男と言うことで、自分が地元に戻ってくることになりました。

それまで町のことには全くと言って良いほど興味がありませんでした。しかし、結婚して家族を持って、東浦でこれからも住民の一人として暮らしていくんだと思うようになったときに、たまたま選挙がありました。町の将来を考えて決める役目も必要だと言うことで、市民の応分の役目のつもりで、町議会議員に立候補しました。39歳の時のことです。
元々政治家さんを志していたわけではないし、今も自分をいわゆる政治家だとは思っていません。今は町長をやっていますが、皆さんから雇われて、皆さんから税金をお預かりして、行政サービスを提供したり、町のグランドデザインを描いたりする役場の社長だと思っています。
人生どうなるかはわかりません。自分の場合は、30代に大きな転機があったと思います。

私は、良いまちとはどんなまちか。活力のあるまちとはどんなまちかを考えたときに。皆さん一人一人が主役で、一人一人が自分のもてる能力を発揮できている状態が活力のある状態ではないかと思っています。そういった状態が積み重なって、集合して良いまちになるのだと思います。それぞれに役割があって、自分の力を発揮したときに遣り甲斐を感じます。そして、人から必要とされ、感謝されればそんな嬉しいことはありません。
そして、皆さんには幸せになって欲しいと思います。幸せな人とはラッキーな人ではなくて、幸せを感じ取れる人です。一見取るに足らないようなことから、さまざまなことを感じ取り、自分なりに感動してその経験値を上げていくこと、その感動する力こそが、幸せになれる力だと私は思います。

さて、今日は、初めて巡り会う人、旧交を温める人、いろいろな出会いがあることと思います。商談に花が咲くこともあるかもしれません。生涯の伴侶が見つかるかもしれません。是非、思い出に残る一日になればと願っています。
本日はお招きいただきありがとうございました。

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コメント

>人生どうなるかはわかりません。自分の場合は、30代に大きな転機があったと思います。
東浦に戻ってこなければならなくなって戻ってこられた。そして町の今後の姿にも関心が向いていた。
町に関わるキッカケがわかりました。しかし、滅私になって活動していても報われない、しかも説明を根気よくしてもわかってくれない人たちが多いと感じることが多いと思います。へこたれない陽=ヨウの性格でないと勤まりません。

投稿: とだ-k | 2019/03/17 20:27

とだ-k様
「説明を根気よくしなくてもわかってくれる=前例踏襲の範囲内でしか動いていない」と考えれば、簡単にわかってくれないのは、とりもなおさず新しいフェーズに向かって動こうとしていることの査証。景観然り、子育て・子育ちの応援然り、そう思うと闘志が湧いてきます。

投稿: 神谷明彦 | 2019/04/07 11:59

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