地域公共交通会議を開催。夜は景観形成重点区域候補地区意見交換会でした。
午前中は、地域公共交通会議を開催。今年10月のダイヤ改正に向けた路線とダイヤを固める協議をしました。これまでのピストンルートを見直し、上高根台と平池台をつなぐ大循環ルートに、14人乗り小型車両が藤江・生路・石浜の郷中を縫って緒川駅に至るルートを加えたものになります。使う車両はバス4台と小型車両2台の計6台です。これにより、藤江・石浜・生路の郷中に乗り入れ、上高根台と平池台を右回り・左回りで繋ぐことによる新たな人の流れ、東ヶ丘から長寿医療研究センターへの朝の直行便、刈谷への増便などが可能になります。
しかし、運転手の労規上の休憩時間等を考慮すると、当初目論んでいたほど増便ができないこともわかってきました。緒川駅での20分待ちや年末年始の運休を延長する案についても再考を求める意見がありました。大循環ルートと小型車両を導入する大枠は良しとして、運行ダイヤを再度精査した上で、4月に開催する公共交通会議で最終的に運行計画を決定することにしました。
新年度のバス関連予算は大幅に増額します。これまで年間5300万円ほどだった行政バス運行事業費が、運行コストの高騰と10月以降のダイヤ改正大幅増便で1億1200万円ほどになる見込みです。
夜7時からは、明徳寺川周辺景観形成重点区域候補地区意見交換会を開催しました。これまでもこの地区の土地改良区の役員、住民、事業者、明徳寺川の自然を守る会の皆さんなどにお声がけして参加をお願いしていましたが、今日はこの地区の土地所有者約800人に郵送で案内をお送りしたところ、約1割の80人の方たちが出席してくださいました。最初に、東浦町の景観計画の概要、4つの景観形成重点区域候補地区の一つとして明徳寺川周辺の田園景観を守り育てていきたい旨について説明をしたのちに質問をいただきました。多くの質問は、市街化区域の拡大や建築制限に関するものでしたが、これらは都市計画法や建築基準法の規制に関わることです。景観計画で市街化や建築を制限することはありません。ただ、景観計画に定めたルールによって、同じ建築でもこの地区の景観によりマッチしたものになるように届け出の際に相談をさせていただくことはあり得ます。行為そのものの可不可を決めるものではなく、ここで何かを行うならこういう佇まいを目指した方がより居心地の良い景観になるのではと言った方向性を関係者みんなで創っていくものです。
景観まちづくりについては時間をかけて進めてきましたが、やはり自身の土地が絡まないとなかなか実感が湧かないものです。質疑応答だけでは出席者の多くからご意見をいただけないため、残り時間でカードに意見を書いていただきました。次回の意見交換会を望む声もいただきました。景観まちづくりについてのお知らせもまだまだ不十分と感じました。今回いただいたご意見を整理したうえで、次回の意見交換会を開きたいと思います。
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