50年前に上野町と横須賀町が合併して東海市が誕生しました。
東海市芸術劇場で開催された東海市政50周年記念式典に出席しました。鈴木淳雄市長は式辞の中で、愛知用水が開通し、豊富な工業用水が得られるようになったことで、臨海部に鉄鋼関連企業が進出し、その税収のおかげで、市制施行以来50年間不交付団体であり続けている(全国で五指に入るらしい)こと、リニア中央新幹線開通、中部国際空港の活用で、海外にも目を向け交流人口を増やしていくことなどに触れました。大村秀章愛知県知事と伊藤忠彦衆議院議員の祝辞のあと、市の発展に貢献された方々への表彰、感謝状贈呈、企業との包括連携協定締結披露と式次第が続きました。
東海市はこれまで市内企業とさまざまな分野で連携を図ってきましたが、市制50周年を契機に、連携項目を明確化し、一層の連携を進めていくため、日本製鉄名古屋製鉄所、愛知製鋼、大同特殊鋼知多工場の3企業と、①地域経済活性化、②環境保全と自然保護、③地域防災、④文化芸術・スポーツ等を生かした人づくり、⑤健康づくり・生きがいづくり、⑥その他協定の目的に資することについて、包括連携協定を締結しました。まさに“鉄の連携”ですね。
オープニングでは、東海南高校邦楽部の琴演奏、東海市子どもオーケストラの弦楽器演奏。最期に東海児童合唱団と市内および姉妹都市の小中学生による「世界に一つだけの花」を来場者全員で合唱して式典を終えました。始めと終わりに子どもたちを前面に出し、明るい未来を感じさせる式典でした。
式典の後、ロビーで市が市内企業と共同で製作したオリジナルカートの完成披露もありました。子供用のカートで公園での利用などを考えているようです。
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