中央文化展が開会しました。
文化協会主催の中央文化展が開会。文化センターにて日曜日までの開催です。文化協会の会員さんが集まり、和やかな雰囲気の中でオープニングセレモニーを行いました。
1階ホールでは生け花と茶席、ロビーでは盆栽、ギャラリーでは短歌、川柳、歴史、ふれあいサロンでは水墨画。2階展示コーナーでは写真、絵画、書道、視聴覚室ではアートフラワー、着付け、手づくりよろいなど、みなさんの力作が展示されています。
私も毎回、写真と毛筆を出品しています。写真は地元の早朝の風景を狙っていたのですがシャッターチャンスに恵まれず、「さあ帰ろう」と題して出張帰りの東京駅の夕景を出品しました。
毛筆は「昇華」と書きました。昇って華になると書いて昇華。思考、情念などが、より純粋で高度な状態に高められることを言います。化学用語では、個体から液体を経ずに気体になること、あるいは気体からいきなり固体になることを昇華と言います。身近な現象では、ドライアイスやタンスの中の樟脳やパラベンの蒸発や、空気中の湿気が氷の結晶になる降霜(霜が降りること)があります。気体が昇華して固体になるとより純粋で美しい結晶ができます。文化や芸術がより高い状態にステップアップするのに通じる言葉かもしれません。地域づくりやまちづくりもより高みを目指したいものです。
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