東浦ふるさとガイド協会 10年の歩み
昨年、東浦ふるさとガイド協会が、発足以来10年を迎え、今年5月に「10年の歩み 学び伝えるふるさと」と題した10周年記念誌を発行しました。東浦ふるさとガイド協会は、東浦の歴史を掘り起こし、ふるさとの魅力を伝える活動をしている有志の団体です。
10周年記念誌には、これまでの地域に根ざしたふるさと散歩やふるさとガイド、郷土の行事への参加をはじめとした活動実績や、小中学校での地域学習支援、ふるさと講座、広報誌発行やホームページ開設など教育や宣伝の取り組み、会員の想いなどが写真入りで綴られています。記念誌は、一般に配布、販売はしていません。そのかわり、各コミュニティセンター、総合ボランティアセンター、図書館、郷土資料館で見ることができるそうです。
ここでは会長挨拶などの巻頭言を紹介させていただきます。教育長や私も一言寄稿しました。それぞれクリックで拡大して読むことができます。最後に私の寄稿をテキストで載せておきます。これからも会員の皆様のご活躍と東浦ふるさとガイド協会のさらなる発展を心から願っています。
10周年おめでとうございます。
東浦町長 神谷明彦
「ふるさと散歩」や「ふるさとガイド」など、東浦の魅力を伝え続けて10周年。心より御祝いと御礼を申し上げます。
東浦ふるさとガイド協会は、町内で最も活発に、目的をもって自律的に活動しているボランティア団体の一つだと思います。行政からの補助金は入っていません。毎年、地に足のついた活動をしつつ、新たな企画を取り入れて活動を進化させています。
今年は、長年温めてきた「東浦おだいちゃん検定」を実現して、町制70周年の盛り上げに一役買ってくださいました。観光協会と協力して、全部で50問の試験問題をつくるのは簡単なことではなかったはずです。事前にプレ検定や受験対策の勉強会もやっていただきました。
歴史や観光に関わることだけでなく、町福祉課とコラボで、地域の福祉やコミュニティにも目を向けた「歴し・福し・楽し 石浜とりっ歩」を初開催していただきました。ふるさとガイド協会が関わってくださったおかげで、普段の福祉やコミュニティのイベントで集まるのとはまた違った人たちが参加して、地域への興味・関心を持つきっかけになったのではと思います。
東浦ふるさとガイド協会のホームページには目を見張るものがあります。イベントや講座の紹介はもちろんのこと、過去の活動記録などが丁寧に作り込まれています。それらの中で、弘法参りの道標だった丁石の保全や緒川区に伝わる郷蔵の価値についても触れています。
「絵で見るふるさと東浦」には、「東浦百景」の中から名所旧跡や歴史的に価値のある建造物が収められていて、絵だからこそ伝わる特徴や美しさがあることに気付かされます。残念ながらすでに失われてしまった場所もありますが、ふるさとの個性や原風景をこれからのまちづくりに生かしていくことが大切です。
今、ブラタモリというTV番組が着実な人気を博しています。まちの個性は、歴史によって形づくられる以前に地形によって形づくられると言っても過言ではありません。その場所の歴史、地形、景観、文化、産業は、現地に行って五感を使って感じ取ることが第一です。
皆さんの活動は、まちを磨き、まちを魅せる活動に外なりません。今後とも、まちの誇るべき場所を現地現物で町内外に工夫を凝らして紹介いただくとともに、価値あるものの修復・保存・展示についての助言をいただくことなどにも期待をするところです。
そして、このような活動を通じて、人々の地元への誇りと愛着がさらに醸成され、また東浦ファンが増え、あわせて、皆さんの人生がより充実したものとなることを祈念申し上げ、10周年の祝辞といたします。
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