浪曲を初めて聴きました。
ゆうゆうクラブ(老人クラブ)主催の特別講演会「浪曲を楽しむ ~日本の伝統芸能に触れてみよう~」が文化センターで開催されました。文化センターはほぼ満員でした。
第一部は、ゆうゆうクラブ芸能部の舞踊。部員さんの表現の場です。
第二部が、浪曲師 天中軒 涼月さんと、曲師 沢村さくらさんによる浪曲。演目は「発明王 豊田佐吉」です。天中軒 涼月さんは佐吉翁と同じく静岡県湖西市の出身だそうです。
大工の家に生まれた佐吉は、父の見習いをしますが、父親の期待をよそに「初等機械学」の本を独学で読み、心は機械の発明に。機織り仕事の納期に追われる母を楽にしようと、ペダルを踏むことで杼(シャトル)を左右にはじく構造を持つ人力織機を作ります。
ここからさらに話しがおもしろくなるところで、残念ながら別の所用で私は退席しましたが、親子のやりとりを一人で演じ分けながら臨場感を持って語る講談を初めて聴くことができました。
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