多治見の修道院と守山の酒蔵へ
11月の初めに多治見の修道院のワインフェスタに行ってきました。昔からここの修道院でワイン造りをしていることは知っていましたが、行ったのは初めてです。ここでは修道女の人達がブドウを育て醸造をしていましたが、高齢化で維持が大変になって、現在は、社会福祉法人AJU自立の家がブドウ栽培を引き継ぎました。AJU自立の家は、小牧にも葡萄園とワイナリーを持っていて、知的障がいのある人たちが作業をする場になっています。
修道院の入口でお金を払ってワイングラスとお土産ワインの引換券をもらって、テイスティングにGO! 自家と他所でつくった様々な品種から醸造した個性的なワイン十数種を飲み比べることができます。おつまみや料理も充実しています。修道院の奥の方ではジャズやカントリー風の野外コンサートをしていました。会場には車椅子の人たちもたくさん来ていました。
多治見の帰りには、新守山で電車を降りて、守山区の東春酒造へ。ここは東龍という銘柄の日本酒を造っています。ここではお酒の試飲と講談を聴く会を開催していました。講談を聴くのは初めてです。上方の旭堂一門による「徳川家康の伊賀越え」「太閤記・間違いの婚礼」などをほろ酔い気分で楽しませていただきました。お酒には料理を合わせることができます。音楽や伝統芸能と一緒に楽しむこともできます。お酒の文化は奥が深く、包容力があり、そして人を結びつけることもできる偉大な文化だと改めて感じる一日でした。
この日は、ワインの赤白それぞれ1本ずつと、瓶詰めの冷凍生濁り酒を買って帰りました。
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