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2019/12/26

再議で景観条例の廃止が否決されました。

臨時議会で再議を行い、景観条例の廃止議案が出席議員全員の記名投票により9:7で否決(条例等の改廃の再議では可決するのに2/3以上の賛成が必要)されました。これで、景観条例が廃止されないことが確定しました。再議書の内容はこちら採決の結果はこちらです。

質疑や討論の中では、「再議書の再議にかける理由が、12月定例議会の論点と変わらない」とか「再議書の中に執行に問題があったとの反省の弁がない」など、相変わらず的外れなものがありました。廃止条例の提案理由や廃止の効果に対する提案者のまともな答弁が依然としてなされていないので、そこが論点となるのは当然です。結局、廃止条例の提案理由も廃止されたときの影響も最後まで答えられないままでした。
委員会質疑の最後には、議長が突然「この騒動の原因は議員の景観条例に対する理解不足にある」と言い出しました。それならば廃止議案を取り下げるのがスジですが、その議長が採決で廃止議案に賛成しているのですからもう支離滅裂です。

一方、景観条例廃止に反対の討論は、「条例の役割は必要、廃止は世の中の流れに逆行する」「合理的な廃止の理由が全くない」「廃止すると届出が殺到して、住民や行政に混乱が出る」など至極もっともなものでした。

再議の結果、景観条例の廃止は廃案となりました。景観条例の廃止は、東浦の根と狭間の地形からまちの景観を説き起こした魂のこもった景観計画を実効性のないものにするだけでなく、景観法と景観計画との整合性をとれなくするなど、景観条例の廃止による影響は非常に大きいものであると危惧していましたが、否決されたことに安堵しているところです。首長の拒否権である再議はもとより乱用すべきものではありませんが、今回のような理不尽・不合理極まりない議員発議に対しては、行政の長の責任として再議を求めざるを得ませんでした。

しかしながら、議員各位からもご指摘のあったように、行政の景観まちづくりの進め方や説明方法が、住民の皆様や地権者等関係者の方々に不安を抱かせてしまったことなどについては、事実であり、これまで以上に皆様方に対し丁寧な説明に努めるとともに、皆様のご意見に耳を傾け、慎重に景観まちづくりを進めていく所存です。
これまで、様々なご意見や励ましの声をいただいた住民の皆様、議会傍聴者の皆様、どうもありがとうございました。

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