新年のごあいさつ
新年明けましておめでとうございます。
昨年もうれしいことや期待の持てる出来事がありました。例えば、藤江小学校は、地元の方たちと一緒になって竹炭焼きをするなど、長年にわたって学校林を整備してきたことが高く評価され、全日本学校関係緑化コンクールで最優秀賞を受賞し、天皇皇后両陛下がご臨席の第70回全国植樹祭にて表彰を受けました。
東浦町出身のピアニスト 務川慧悟さんは、フランスの伝統ある「ロン・ティボー・クレスパン国際コンクール」のピアノ部門で第2位に入賞しました。務川さんには8月に文化センターで凱旋コンサートをしていただいたところです。
また、かつては部員不足で活動の危ぶまれた県立東浦高校野球部が近年着実に実力をつけ、さらに地域と連携した駅の清掃や老人ホームでのボランティア活動が評価され、春の選抜高校野球大会の21世紀枠の愛知県推薦校に選ばれました。
いずれも長年の地道な努力が花開いたもので、各分野で頑張っている方々にとっても大変励みになります。これからのさらなる活躍に期待をいたします。
さて、昨年4月から家庭系可燃ごみ処理の有料化が始まり、町指定ごみ袋が半透明青色から半透明白色の新しいごみ袋に変わりました。ある日を境にごみ袋をキチンと切り替えることは簡単なことではありません。それでも、東浦の住民の皆様はまちで決めたことだから、自分たちのごみのことだからと、みんなで一緒になって実行してくださいました。有り難いことです。私たち行政の職員も、このご理解と信頼を裏切らないように、住民の皆様とともにごみの減量化をさらに進めて参ります。
夏休み前には、小中学校の全普通教室にエアコンの設置を完了しました。子どもたちはもちろん、教職員からも学習する環境が整ったと喜びの声を聞いています。
10月からは、町運行バス「う・ら・ら」のダイヤと路線を大幅に改正しました。これまでピストンコースの終点だった平池台と東ヶ丘をつなぎ、町内を環状運転すると共に、14人乗りの小型車を導入し、ふじが丘、生路、石浜の郷中を通って緒川へとつなぐコースを新設しました。これまでのバス4台から6台体制となり便数も増えましたが、使い勝手が大きく変わったためにご意見や苦情も多く承っています。これはとりもなおさず公共交通への関心の高まりと捉え、引き続き皆様方のご期待に応えて参ります。
11月末には、於大公園にて史上初「於大公園に泊まろう!」を開催し、170名以上のテント泊の申し込みがありました。同時に野外音楽フェス、水ロケット教室、星空観察会、キャンプファイヤーなどを行いました。これは、「於大公園の使い方を考えるワークショップ」で出たアイディアと「若者会議」で出たアイディアが融合して、それぞれのメンバーがコラボしてできた企画です。
また芸術の秋にちなんで、町の所蔵する絵画をうのはな館に一堂に集めて展覧会「い・ろ・ど・りコレクション」を開催しました。これからも、住民の皆様のご意見をいただきながらユニークな企画を開催していきます。
昨春にはイオンモール東浦がリニューアルグランドオープンし、界隈のにぎわいが一気に増しました。今年度末には緒川駅のバリアフリー化工事が完了します。緒川駅周辺では地権者のご協力を得て都市計画道路緒川南北線の整備事業も進めているところです。バスも含めて東浦町の公共交通の結節点として、都市的整備が進展するものと期待しています。
今年も、みんなで支え合える、絆のある、自然が豊かで居心地の良い、便利で安心できるまち、ユニークな人材・クリエイティブな人材が共鳴し合う、そんな躍動するまち東浦を皆様とともにつくって参ります。
« 謹賀新年。2020年が明けました。 | トップページ | スターウォーズ完結編 »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 米関税措置などを踏まえ、経済対策として国民全員に現金5万円給付???(2025.04.14)
- < 行ったことのないスキー場シリーズ その2 >(2025.03.01)
- 「夜カフェ」行ってきました。(2025.03.15)
- 景観コンテスト写真部門で最優秀賞を受賞(2025.03.16)
- ひと箱本棚づくりワークショップ(2025.02.22)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- スーパーブルームーン(2023.08.31)
- 8月21日は、新町長の初登庁と就任式でした(2023.08.22)
- 暑い中にも秋の兆し(2023.08.20)
- medias退任インタビュー、新聞記事など(2023.08.21)
- 休日を一日のんびり過ごしました。(2023.08.19)
コメント