今年になって狐の目撃談をたくさんいただいています。
つれづれログに「町内でキツネの生息が確認されていますが・・・」という5年前の記事があります。ここのコメント欄にはときどきキツネの目撃談が寄せられます。特に、この年明け以来、すでに5件の目撃談をいただいています。
これは多くの皆さんが自分の住まう地域の自然環境や生態系に関心を持っていらっしゃる表れでもあります。ありがたいことです。
ごんぎつねの物語が生まれた知多半島ですが、知多半島では狐が絶滅したとされていました。その後、近年になって、尾張の東部丘陵の方から狐が(尾根伝いに愛知用水に沿うような経路で?)大高の“地峡”を渡り知多半島に入ってきて、自然がより豊かな半島南部で再び繁殖した狐たちが半島北部にも広がりつつあるのではと考えられているようです。
これだけ目撃談やカメラによる捕捉、営巣の確認などの例が増えているので、やはりキツネが増えてきているのだろうと思いますが、目撃の場合は、他の動物との識別が容易でない場合もあるでしょう。キツネ以外にも、ハクビシンやアライグマなどの外来種、野犬、タヌキなどが増えているという話しも聞きます。遭遇するときは夜間や移動中が多く、ゆっくりと確認できないので、似ている動物と間違える可能性も否定できません。自分も、夜間に車を運転していて「あれはキツネだ」と思う経験はありますが、未だに動かぬ証拠をつかんではいません。自分の狐のイメージとしては、耳が立っていて大きい、尻尾が大きくてふさふさしている等があります。
試しに「狐と犬の違い」でYahoo検索したら、以下のようなページが出てきました。
https://info-treasure.com/archives/825
http://fox-navi.com/
東浦町内では、定点カメラを置いてキツネの出没を観察しているところがあります。また、キツネが安全に移動できるように二つの雑木林をつないでアニマルパスを設けているところもあります。観察結果が蓄積したらまとめてレポートを出せるとよいと思います。
🐱
以下に、今年になってつれづれログに寄せられたキツネの目撃談を列挙しました。ご参考まで。
1月4日の夜9時半頃知多市岡田の道路で2匹のキツネが飛び出してきて同乗の息子と「あっ〜キツネ〜」って叫んでしまいました。以前からキツネの噂は聞いてましたがまさか目の前に出て来てくれるとは思ってませんでしたので嬉しかったです。もしあの2匹がつがいだったら良いなぁと思っています。人と野生動物が共存出来る環境を守っていきたいと思っています。
投稿: 日和くん | 2020/01/06 20:50
本日1月9日正午頃、知多市新舞子字郷戸でキツネ1匹を目撃しました。
ドラコレ無しの車運転中で画像が撮れず、残念です(´・ω・`)
産業道路に近く森や広い林があるわけでもなく、「何故ここに?」と疑問ですが
リアルポケモンGET気分です(^_-)-☆
投稿: 新舞子民 | 2020/01/09 13:08
1月13日 19:07 石根の三叉路で見かけました。道路右側を小走りにやってきたので
一時停止したまま しばらく見てたら(後続車がなかったので)あちらも気になったのか しばらくこちらを見てました。一瞬の事でしたので写メも撮れず、携帯を探してる間にどこかへ行ってしまいました。小柄で可愛らしいキツネでした。
投稿: 東浦町民 | 2020/01/15 14:40
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