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2020/02/21

新型コロナウィルスにどう対峙すべきなのか?

以前に中国を中心に起きたSARS(重症急性呼吸器症候群)対策に関わり、WHOの感染症対策アドバイザーとしてフィリピンで活動したこともある、世界の感染症対策に詳しい押谷仁 東北大学大学院医学系研究科教授が、今回の新型コロナウイルス感染について見解を公表しています。

●新型コロナウイルスに我々はどう対峙すべきなのか(押谷仁教授メッセージ)
 https://www.med.tohoku.ac.jp/feature/pages/topics_214.html

2月の初めに出された最初のメッセージで、通常エボラウィルスなどに使われる封じ込め戦略が以下のような条件を満たさないために効果が期待できず、感染拡大が起こるという前提で国内の医療体制の整備などの対策をそれぞれの地域で早急に考えていく必要があると指摘しています。
(1)発症者のほとんどが重症化あるいは他の感染症とは異なる典型的な症状を呈すること。
(2)典型的な症状をきたさない軽症者や無症候性感染者(感染しても症状のない人)には感染性がないこと。
(3)感染者は潜伏期間や発症初期には感染性がないこと。

 
続いて、2月12日(No.2)と15日(No.3)に出された以下のメッセージがあります。

●新型コロナウイルスに我々はどう対峙したらいいのか(No.2)
 https://www.med.tohoku.ac.jp/feature/pages/topics_215.html

●新型コロナウイルスに我々はどう対峙すべきなのか(No.3)
 https://www.med.tohoku.ac.jp/feature/pages/topics_216.html

No.3には、以下のように指摘があります。(抜粋)

地域の医療体制の整備と同時に今もっとも大切なことはいかにして感染拡大のスピードを抑えていくかということである。このウイルスに対して封じ込めはできないと私は考えているが、感染拡大のスピードをコントロールすることは可能である。感染している人の咳エチケットや手洗いは必要である。熱や咳のある人が無理して出社して職場で感染を拡げるというようなことは絶対に避けなければならない。感染している可能性のある人からいかに感染を拡げないかという努力は最大限する必要がある。高齢者や基礎疾患のある人たちにいかに感染を拡げないかという工夫も必要である。新型インフルエンザの場合は、子供が地域の感染拡大をけん引してしまうことが多く、学校閉鎖は流行初期には有効な対策と考えられるが、今回の新型コロナウイルスでは子供の感染は少なく学校閉鎖が感染拡大のスピードをコントロールするために有用であるとは考えにくい。

 

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