午前は地域公共交通会議、午後は県へ要望に
午前中は地域公共交通会議でした。感染症防止の観点から、前回は会議を開催せず、送付資料に目を通していただき書面決議としましたが、今日は久々に地域公共交通会議を開催しました。この会議は出席者も傍聴者も多い会議ですが、席が向かい合わせとならないように配置し開催することとしました。町内や県内ではほとんど感染者が出ておらず、重要な会議や合意形成を必要とする会議は、感染症に配慮しつつ、必要に応じて開催していきます。
今回30名の委員の中で、利用者代表、住民公募、商工会長などの委員の交代に加えて、知多乗合㈱と名鉄知多タクシー㈱の社長交代などで計13名が新たに入れ替わりました。会議では下記の内容について報告と協議をしました。
昨年10月のダイヤ改正以後に発生した「東浦高校線の乗りこぼし対策」「緒川駅の乗降場所拡張」「行先表示の充実」「地域のサロンなどでの説明会」については今年2月までに実施済みです。
残る「長寿線と環状線右回りの乗りこぼし」「緒川駅での乗り継ぎ時間短縮」「長寿線のイオン乗り入れ」などについて協議しました。
・乗りこぼし対策としては、小型12号車をハイエース(13人乗り)からポンチョ(33人乗り)に変更し、ハイエース1台とポンチョ5台体制にすること
・緒川駅での乗り継ぎ待機時間はこれまでの遅延状況の実績から短縮しても問題ないことがわかったので、20分から5~10分へ短縮すること
・長寿線のイオンモール乗り入れについては、森岡方面からイオンモールに行く場合、最寄りのバス停が緒川駅だったところ、JA東浦支店とイオンモールを回ってから緒川駅に到着するよう路線変更すること
・環状線と刈谷線と東浦高校線の実質増便を検討すること
を決定。その他として、
・利用者の少ない東ヶ丘から長寿医療研究センターへの朝の直行便を県営住宅からの便に切り替えることを検討
・刈谷豊田総合病院での乗りこぼし対策として、始発を刈谷駅南から刈谷豊田総合病院に入れ替えることを検討
・JA東浦支店西行きバス停位置を東に移動させることを検討すること
などを決定しました。
う・ら・らの新型コロナ感染症予防対策として、乗務員の検温、手洗い・うがい・マスクの徹底、車内の換気、適宜拭き取りなど消毒作業の実施、消毒用ボトルの設置などを行っていることを報告しました。
また、加藤博和教授の提案で「東浦町の地域公共交通崩壊を食い止めるための緊急アピール」を採択しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、外出や移動の自粛が続いたことで、鉄道、路線バス及びタクシーの利用者数が大幅に減少しています。このままでは、地域の公共交通を支える交通事業者の事業継続も危ぶまれる状況であり、そうなれば住民の生活にも大きな支障が生じてしまいます。こうした状況をご理解いただき、地域住民に向けては、各公共交通機関の感染防止策を踏まえ、電車、バス、タクシーといった公共交通を積極的に利用していただくこと。また、国土交通省及び愛知県に向けては、持続可能な公共交通の維持確保のために必要な支援を速やかに実施していただくことを要請する内容です。
緊急アピールについて詳しくはこちらをご覧ください。
午後からは県庁へ。久し振りの要望活動です。県の建設局長と都市整備局長に対して、県議会議員に同席いただき、関係市町の首長から、衣浦大橋の渋滞解消と旧橋架け替えの要望と、知多地区道路整備の要望をしました。知多地区の道路整備について、東浦町からは、都市計画道路知多刈谷線と名古屋半田線の早期整備をお願いしました。
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