« 文化センターで収録した無観客演奏を動画で視聴することができます。 | トップページ | 新型コロナウイルスのリアルタイム状況を表示するサイト »

2020/08/17

科学する心をどう育むか?

先日、小学校の理科室を見学する機会がありました。
自分が小学生だった頃の昔の理科室は、もっとオドロオドロしくて、暗い部屋に骸骨があったりホルマリン漬けの標本が並んでいたり、薬品も何に使うかわからないようなものがいっぱい並んでいたりしました。今では理科室もすっかり整然としてしまって、かつての理科好きにとってのワンダーランドではなくなってしまった感があります。

その背景には、以前ほど授業で実験をしなくなったとか、理科クラブがなくなったとか、わずかでも危険を伴う実験をしなくなったとか、学校の先生方に実験の企画や準備をする余裕がなくなったとか、いろいろ理由は考えられると思います。

実際に、水酸化ナトリウムと塩酸の中和実験、フナの解剖、常温で唯一の液体金属元素である水銀の観察、硫酸で金属を溶かしたり、水素を発生させて集める実験などは、今では行われていないそうです。酸素や二酸化炭素などの気体もわざわざ発生させずにスプレー缶で売られているボンベを使います。

やはり、色が変わった、金属が泡を出して溶けた、火花が出た、爆発したは、科学の醍醐味として子ども心をくすぐります。実験装置を作るのにほとんど完成品のキットも多用されるようになりました。しかし、試行錯誤で本物をいじらないことには実感も感動も好奇心も湧かないし、想像力も身に付きません。なぜ、昔は45人学級で実験ができたのに今ではできなくなってしまったのでしょうか? ふと頭の中に?印が湧いてしまいました。

自然科学に親しむにあたって大切なことは、不思議な現象を目の当たりにして「なぜだろう?」という疑問もつこと、そのその答えを解き明かしたくなることだと思います。実験は不思議な現象に触れるまたとない機会、不思議を解き明かす場です。理科実験支援員の配置は、少しでも実験をしやすい環境を整えるための手立てにもなると思っています。

Dsc01816700tpnnn

 

|

« 文化センターで収録した無観客演奏を動画で視聴することができます。 | トップページ | 新型コロナウイルスのリアルタイム状況を表示するサイト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 文化センターで収録した無観客演奏を動画で視聴することができます。 | トップページ | 新型コロナウイルスのリアルタイム状況を表示するサイト »