感染症下の避難所開設訓練を実施
新型コロナウイルス感染症の関係でしばらく行事を控えていたので、今日は久し振りの日曜日の公務となりました。
毎年、この時期に、広く地域の皆さんに参加をいただいて防災訓練を実施してきましたが、さすがに今年は中止にしようという声もありました。しかし、感染症が蔓延していようと災害は待ってくれません。そこで、感染症が流行する中で自然災害が発生したとの想定のもと、感染症対策を念頭に置いた避難所開設訓練をすることとしました。
地域の自主防災会、東浦防災ネット、各小中学校、役場各部署から、計100名くらいの参加者を出してもらい、それを、午前、午後の2部に区切り、参加者を限定して実施しました。内容はコロナ下の避難所開設訓練として、①避難所建物の安全確認、②避難者の受付、③避難所内のゾーニングを3班のローテーションで行いました。
①避難所建物の安全確認は、避難所開設時に建物を避難所として使えるかどうかの危険度判定をする作業について座学で説明と質疑をしました。②避難者の受付は、検温や消毒、感染や濃厚接触の有無や体調を自己申告して、登録票に記入、避難者をゾーン別に分ける作業です。③避難所内のゾーニングは、体育館内をゾーニングして、その中にパーティションや段ボールベッドを設置する作業です。参加者からは積極的な質問をいただきました。これらの訓練は今回初めてなので、実際にやってみて、わかりにくかった点、内容の不備や改善点など、参加者が気づいたことをまとめて、今後さらに実効性の高いものにしていきたいと思います。ご参加ありがとうございました。
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