知多半島西海岸めぐり
近くに住んでいるだけあって、ふだん何気に通過する知多半島の海べり。休日の知多半島西海岸をマイペースで巡ってみました。
「時間(とき)の森」へ、また来てしまいました。伊勢湾を見下ろす内海の絶景スポット。居るだけでとにかく気持ちがいいです。ここをつくった人が言うには、これは私設の公園なのだそうです。まだ十分の一くらいしかできていない未完成の公園で、完成イメージは作者の頭の中にあるそうです。これからどうなるのか楽しみです。
小野浦で偶然こんなものを見つけました。右から「内海トンネル」と書いてあります。昔街道だった山沿いの道から海岸に降りるために昭和初期に地主さんが掘ったトンネルだそうです。網がしてあって中へは入れません。
以前から行ってみようと思っていた「南洋の父サウス」。名前の由来は知りませんが、かなりインパクトのあるネーミングです。豆やパイナップルやポーク、チキンを使ったカレーの専門店です。ちょうど海岸にあって、海を間近に眺めることができるテラス席と、海の家のような仮設のステージがあります。ここに上がると名古屋港に出入りする船やセントレアに着陸する旅客機、海の向こうの鈴鹿の山々が親しげに見えてきます。やはりロケーションと眺望は大事です。
上野間の海岸の程近くに「如意山 大仙寺」という山を背に建つ立派なお寺があったので、ふと寄ってみました。この辺りでは珍しい臨済宗のお寺です。裏手の山を少し上がったところには海の見える墓地があります。さらに上がると山頂に「産業組合神社」という変わった名前の社がありました。
美浜から常滑に入ると空港がすぐ近くに見えてきます。坂井海岸ではカイトボードをやっていました。いい風が吹いているのでジャンプしながらかなりのスピードがでています。筋力要りそうですが水面を滑るように走れたら気持ちいいでしょうね。
小鈴谷の海べりには「ねのひ」ブランドの盛田酒造があります。ソニーの創業者 盛田昭夫氏の実家、盛田家の家業です。昭夫氏はソニーの経営者でありながら、盛田家の当主でもありました。昭夫氏がニューヨークで使っていた車のナンバーは「AKM 15」。これは15代目の盛田久左衛門襲名の証です。盛田 味の舘に入るといきなりウォークマンをもった昭夫氏がでーんと目に入ります。技術者であり経営者であり社交家でもあった昭夫氏はマイケルジャクソンなど多くのアーティストとも親交がありました。付近には酒造工場や盛田本家、盛田昭夫塾、鈴渓資料館などが並んでいます。盛田昭夫塾は盛田夫妻の人となりを紹介する記念館で、今年7月にオープンしました。見学には事前予約が必要です。
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