五井山からの三河湾の眺望が素晴らしい
蒲郡の五井山に登ってきました。最近、プチ登山の行先として眺望の良い近場の山が注目されているようです。よくご存じの方に聞いたところ、登り口はたくさんあるそうで、宮路山から五井山への縦走ルートを薦められましたが、まずは手っ取り早く最短ルートで登ることにしました。
旧三河湾スカイラインの東の起点 国坂峠近くから五井山頂上に通じる林道のゲートのある地点から尾根を直登する登山道があります。入口がちょっとわかりにくいですが、木にテープが巻いてあったり、人の踏み跡もしっかり付いているので、迷うことはなさそうです。車はスカイラインの起点近くの駐車帯に置いて歩くことにしました。山頂の標高は454m。国坂峠から標高差250m程、一時間弱の行程です。頂上は視界を遮る物のない平地になっていて、手づくりのベンチなどもあってのんびりできます。眼下は蒲郡市街。三河湾の眺望が素晴らしいですが、あいにくの曇り空だったのが残念です。
山頂から少し西側に降りたところにパラグライダーの離陸場があって、大空に気持ちよさそうに飛び立っていくところを見ることができます。
蒲郡と言えば竹島でしょうか。私は、今回初めて行きました。花崗岩でできた島です。12世紀に歌人としても有名な藤原俊成(藤原定家の父)が三河の国守を務めていた縁で、琵琶湖の竹生島から市杵島姫命(弁財天)を勧請して、竹島に八百富神社を創建したのだそうです。竹生島、江ノ島、厳島などとともに日本七弁天に数えられています。島内には5つの神社があり、島が丸ごと神域となっています。
島に行くには歩いて橋を渡るのですが、橋の上に鳥居がかかっているのは日本全国でここだけらしいです。昔は丸太で筏を組んで陸地と島を結んでいたこともあったそうですが、海が荒れたときなどに落ちて亡くなった神職も居たそうです。1932年(昭和7年)ここに橋を架けたのは名古屋の繊維問屋(現タキヒョー)の経営者 瀧信四郎でした。信四郎は対岸に料理旅館「常盤館」(1912年)や丘の上に国際観光ホテル「蒲郡ホテル」(1934年)を開業し、蒲郡の観光開発を進めました。その後、常盤館は取り壊され、蒲郡ホテルは、蒲郡市、西武グループなどの所有を経て、現在、浜松の呉竹莊グループが「蒲郡クラシックホテル」として運営しています。
ラグーナテンボスの隣接エリアに、ちょっと変わった住宅展示場があると聞いたので行ってみました。ここは住宅展示場として見学できるのはもちろんですが、モデル住宅にホテルとして泊まって各住宅のライフスタイルを体験できるのだそうです。ラグナシアのある海辺に面したロケーションを活かして、昼は住宅展示場、夜は宿泊施設として営業しています。民泊として宿泊施設を運営している関係で、各戸は基本的に床面積35坪以下にしているのだそうです。その分、吹き抜け構造にして空間を確保し、核家族化に対応したコンパクトで個性的なデザインになっています。
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