東浦町のヤギ除草が、内閣府の地方創生SDGs官民連携事例で紹介されています。
自然環境学習の森で実施したヤギ除草が、内閣府の地方創生SDGs官民連携プラットフォームの事例集で紹介されています。全国96事例の中から優良事例を選考する会員投票も行われています。
「人に、まちに、ヤギに、みんなうれしいヤギ除草による地域活性化」では、東浦町が場所の提供や広報を行い、㈱テクノ中部が企画、管理、コーディネートをして、ヤギ農家がヤギの貸し出しや夏場の世話、名城大学農学部がデータ活用をする連携体制で、約500㎡の区画でヤギ2頭を放牧、除草の実証実験、子どもたちがヤギに親しむイベントなどを行いました。自然環境学習の森で活動する団体の皆さんにもヤギをあたたかく見守っていただきました。
ヤギは、光合成で二酸化炭素を吸収して育った雑草を栄養にして成長します。雑草とヤギを組み合わせることによって、除草の手間を省き、太陽光のエネルギーを使って二酸化炭素を固定するモデルを構築、かつ、家族や子どもが里地環境に親しむ機会を提供することができます。哺乳類を飼育することは大変手間のかかることですが、うまく連携モデルを構築することによって一石何丁もの可能性を秘めています。
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