うのはな館秋の企画展 「火伏・火消・消防(ひぶせ・ひけし・しょうぼう)ー消防の歴史とその道具たちー」を開催中
うのはな館の秋の企画展は、「消防の歴史とその道具」に関するものです。自主企画なので、あちこちからゆかりの品を集めてきました。蒸気ポンプは、大正時代にミツカン(中埜酢店)が使っていたものです。ミツカンが半田消防署に寄附をして、消防署の倉庫にあったのを、たまたま展示物を探しに行った職員が見つけて、これを展示の目玉にしようと思ったのだそうです。蒸気エンジンは今でも動くらしいとのこと。となりの手押し式のポンプは、消防団の緒川分団が使っていたもので、郷土資料館の古民具収蔵庫にあったものです。
火の見櫓の模型は資料館の職員が作りました。原田泰治の絵にあるように昔の街並みの象徴だった火の見櫓は、安全のため町内ではすべて撤去されてしまいました。今は写真が残るのみです。展示物の解説などは、展示企画のたびに画像編集ソフトでつくっています。
この企画展、11月末までの開催です。
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