とん馬と平林の落語を楽しむ会
第14回東浦寄席 とん馬と平林の落語を楽しむ会 に行ってきました。今年は感染症に配慮、定員をいつもの1/2にして実施されました。いつもチケットが完売御礼になってしまうので諦めていたら、運良く券が1枚余った方から譲っていただけました。
半田市乙川出身の三遊亭とん馬さんの落語を楽しもうと、とん馬さんの高校の同級生が中心となって始めた寄席が14回目を迎えました。やがて、東浦町石浜出身の立川平林さんが真打に昇進、最近はお二人の落語を楽しむ会として、とん馬さんと平林さんが交互にトリを務めるようになりました。
お客全員がマスクをして聴いているのは舞台から見ると異様な光景かも知れません。とにかくマスクをしているとやりにくいのだそうです。聴く方も素直に笑えない感じがあります。
平林さんの1回目の演目は「勘定板」。下ネタはクライマックスへの「溜め」「堪え」が肝心。場面を想像しながらマスクの中で笑いをこらえていたら、声を出さずに笑い泣き!どっと涙が出てきました。
ねづっちさんの「ととのいました!」もたくさん聴けました。「沖縄の神社のおみくじは凶しか出ない・・・これ以上吉(基地)は要らないから」「パソコンでえとろふ(択捉)の漢字が出てこない・・・なかなか変換(返還)されない」。お客さんのリクエストに応えて、「東浦町の人口5万人とかけて・・・ヨーグルトと解く・・・その心は、腸内(町内)が元気になっている」というのもありました。
最後の演目は、平林さんの「井戸の茶碗」。長屋で娘と二人暮らしの千代田卜斎から、くず屋の清兵衛が仏像を買い取ります。これを細川藩士の高木佐久左衛門に転売します。さてどうなりますやら。これは爽やかな良いお話しでした。
入れ替わり立ち替わりのお噺で、あっという間に3時間が過ぎていました。
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