コロナに負けない文化展
文化協会が、「新春文化展」改め「コロナに負けない文化展」を開催。オープニングでは、右肩上がりの「勝」という字をバックに、ウイルスに見立てた赤い紙で作ったボールを願いを込めてコロナ収監ボックスに投げ込むパフォーマンスを行いました。文化展はいつもよりも小振りに、集客は積極的には行わず、出品者主体の発表会とすることで、感染症を警戒しながらも“文化活動を止めない”意気込みを感じました。
私も出展者として参加させていただきました。書道では「僥倖(ぎょうこう)」と書きました。僥倖とは「思いがけない幸い」もしくは「幸運が訪れるのを心待ちに願うこと」です。「僥倖」の「僥」は訓読みで「もとめる」や「ねがう」と読み、また「倖」には「思いがけない幸い」や「こぼれ幸い」という意味があります。この二つの言葉を組み合わせたのが「僥倖」です。災禍の中でも晴れて幸運が訪れる願いを込めて書きました。
写真は、昨年リニューアルされた久屋大通公園で撮ったものです。「月・塔・橋」と題して如何にも写真展にありそうな構図ですが、新しい公園の雰囲気を表現できていないところに至らなさを感じています。
コロナに負けない文化展は文化センターにて、1月24日(日)までの開催です。
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