「麒麟がくる」が終わりました。
2月7日の日曜日は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回でした。途中、新型コロナウィルス感染症の影響で中断するなど、異例の展開となりましたが、とにかくおもしろかった。
と言うより、前半面白かった。後半は怖かった。
だんだんと崩れていく光秀と信長の人間関係に少しずつ真綿で締められるようなストレスを感じつつ、どうなっていくんだろうと、恐いもの見たさに二人の会話に耳を立てていたような。そんな感覚でした。
戦に勝つたびに変質していく信長。そんな筈ではなかった。これは道三と光秀が始めたこと。「万つくったものがその始末を為す他あるまい。」と言う帰蝶の言葉を無言で飲み込む光秀。悪名高き謀反人のイメージを払い除け、戦国史最大の謎に独自の解釈を加えたのでは。
最後は、天下分け目の天王山から3年後に光秀らしき人物が馬を駆るシーンが登場します。後に寛永寺を創建、100歳以上の長寿で、徳川幕府の政策に多大な影響を及ぼしたと言われる怪僧天海を連想させるような終り方でした。
終りは端折った感がありました。欲を言えば、もう少し長く見ていたかった。名残惜しいです。
次の大河は近代。渋沢栄一の生涯を描くそうです。
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