新型コロナウイルス感染症の感染動向(3月11日時点)
愛知県では、2月末の緊急事態宣言の解除後も、感染の再拡大を防止し第3波を終息させるために、県独自の「厳重警戒宣言」を発出し厳重警戒措置をとっています。
この結果、新規陽性者数は減少してきましたが、入院患者数および重症者数は未だ警戒レベルにあります。感染の再拡大を着実の防止し、医療提供体制への負荷をより軽減するため、厳重警戒措置が3月21日(日曜日)まで1週間延長されました。
新型コロナウイルス感染症の感染動向は、Code for Nagoyaなどが中心となった有志によるサイト「愛知県内の最新感染動向」に逐次更新された情報がわかりやすく表示されています。
→https://stopcovid19.code4.nagoya/
県内で毎日報告される新規感染者数は、1月7日に431人のピークを付けてから急激に減少しましたが、直近は下げ止まっている感があります。入院患者数は減少を続けています。引き続き、感染予防対策の徹底が必要です。
これまでの県内の検査陽性者の自宅療養や重症化、その後の退院などの状況の推移は次のグラフに示されたとおりです。
県内の検査陽性者は3月11日時点の累計で26,317人、人口10万人当たり350人程となっています。このうち名古屋市内在住の感染者が約半数を占めています。市町村別の感染状況を見ると、大まかに言って人口規模が大きいほど、人口密度が高いほど、感染率が高い傾向にありそうです。
東浦町の感染者は、これまで97人、感染率(人口10万人当たりの感染者数)は197.6人。これは、近隣の大府市、豊明市、高浜市と比べて同程度~やや低く、東海市、知多市、半田市、刈谷市よりも低くなっています。知多半島では阿久比町の感染率が特に低くなっています。
前回(1月29日時点)のつれづれログの記事でも、同様の比較を行っています。となりの阿久比町の感染率が低い理由は何か興味があるところです。
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