穴掘り、水遊び、なんでも自由にやって欲しい。
水遊びの季節になりました。昨年からでしょうか。いつの間にかに、子どもたちが谷を削って水を流して、川ができました。複雑に分岐したり合流したりして、まるでスキー場のコブ斜面のようになっています。その谷間にいくつかのダムを造って、決壊!! さあ、下流のダムは耐えられるか!! みたいな土木工事に夢中です。一緒に遊んでいる子たちは互いにここで知り合ったのだそうです。お父さんお母さんと車で来ましたが、ダム湖に落ちても平気。ちゃんと着替えを持ってきたそうです。
昨年だったと思います。プレーリーダーさんから「これは戻した方が良いですかと」問われました。木の根が傷むとか土手が転けるとか心配はありますが、子どもがやりたいように遊べるのがここのモットー。子どもたちなりの作品を創造して欲しいと思います。
こちらでは、薪を割ったり火をくべたり。
いつの間にか、そり遊びの斜面もできました。
この子は、お母さんより先に、今日初めて蛇をつかみました。
黒板に落書きをしている子どももいます。
おだいプレーパークは、於大公園の一角にあります。
プレーパークとは、自分の責任で自由に遊ぶことをモットーに、子どもが自ら『遊び』を作りだす場所です。
大人から制限されないため、子どもの自主性、やり抜く気力、創造力、協調性、思いやりなどを育みます。 地面に穴を掘ったり、木に登ったり、何かものを作ったり、落ち葉やどろんこや自然の素材を使って、自分のやってみたいことを実現していく遊び場です。服の汚れも気にせず、多少のケガも気にせず、遊びに没頭できることの喜びを体験してみませんか?
以下は、子どもたちを見守るプレーリーダーの皆さんからの言葉です。
『 あなたは子どもの頃に何をして遊びましたか?
夢中になって遊べる場所はありましたか?
おだいプレーパークは、子どもがのびのびと遊べるように禁止事項をなくし、誰でも
「自分の責任で自由に遊ぶ」
「けがと弁当は自分もち」
が基本です。
現代社会ではボタン1つ、ワンクリックで楽しみや興奮を味わえます。
しかし、子どもは自然や遊びの中で生きる力を育みます。
じっくり、コツコツと自分だけで、または仲間と協力して遊び尽くしたり、作り上げたり、やり遂げる達成感や喜びを、子ども時代に多く経験してほしいのです。
おだいプレーパークが子どもたちにとって居心地のよい場所であるために、私たち大人は「あぶない」「ダメ」「きたない」「早く」等の言葉を使わずに見守り続けましょう。
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