有脇までちょっとサイクリング
半田市有脇町までちょっとサイクリング。というよりポタリングでしょうか。藤江のすぐ隣なので、自宅からは散歩でも行ける距離です。
明治の初めには藤江村と有脇村が合併して広田村だったこともあります。行ってみると発見があります。となり町なのに意外と知らないものです。
東浦町と半田市の境にある溜め池の堤の道は、昔の街道筋でした。江戸時代の古地図にも描かれています。
こちらは、東浦町と半田市の境にある尾根伝いの道。北側に降りると藤江の神木地区、南側に降りると有脇の集落です。
集落に下っていくと昔ながらの狭い路地がいっぱいあります。空き家もちらほら。ちょっと探検気分です。
集落を見下ろすところに神社。集落の中には立派なお寺もあります。
高台には「かみや美術館」という私設の美術館があります。当地で弁護士をされていた神谷幸之氏のコレクションを所蔵しています。北川民次をはじめ、油絵、版画、水墨画、大津絵など、時季に応じて企画展示があります。希望すれば学芸員の方が熱心に解説をしてくれます。地元では意外と知られていませんが、小振りだけれども本格的な美術館で、必見です。遠方から鑑賞に来る方もいらっしゃるそうです。
岩滑にある新美南吉の養家も、分館としてここの財団が管理しています。
丘陵地からは、遠くに三河の景色が見えます。見えているのは安城の辺りでしょうか。
坂を下りた集落の中に、夏でも冷たい清水の湧いているところがあります。「真古酌の薬師水」と命名されていて、地元できれいに管理をしているようです。一口飲んでみると美味しい! 持ち帰って水割りにしてみます。
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