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2021/08/22

旅と言えば鉄道。なが~いスイッチバックのお話し

せっかくの夏休みなのに、コロナのおかげでなかなか旅に出られない状況が続いています。

旅と言えば鉄道!!(ちょっとこじつけかも。)「JR6社 会社別、最高所の駅はどこ」というサイトを見つけました。日本鉄道最高所といえば小海線野辺山駅 標高1345.67mが有名ですが(トロリーバスや索道の駅も入れれば、立山黒部アルペンルートの室堂駅2450mや中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅2612mは遙かに高いですけど)、北海道で一番高い石北本線上越信号所634m、JR東海で一番高い中央本線奈良井駅933.8m、JR西日本で一番高い木次線三井野原駅726m、四国で一番高い土讃線繁藤駅347m、九州で一番高い豊肥線波野駅754mは意外と知られていません。

日本の登山鉄道乗り比べ」というサイトもあります。
高所とか急勾配となると、登場するのがループスイッチバックアプト式でしょうか。ループと言えばメジャーなところでは上越線の「国境の長いトンネル」清水トンネルの前後にあるものや、北陸線や肥薩線にあります。先ほどの最高所に出てきた木次線と土讃線、豊肥線にはスイッチバックがあります。また、九州の肥薩線にはループとスイッチバックの組み合わせがあります。アプト式はスイスの鉄道などでは至る所にありますが、日本では明治時代に信越線の碓氷峠に設置、その後1963年に廃止されてから長らく存在しませんでしたが、長島ダムの建設に伴って1990年から大井川鐵道井川線で唯一活躍中です。

スイッチバックは、廃止されたものや余り利用されていないものも含めて、日本中に数多く存在しています。Wikipediaを見ると結構あちこちにあるのがわかります。
これらの中で、圧倒的にすごいのが立山カルデラの砂防工事に使われている国土交通省立山砂防工事専用軌道です。旅客用ではないので一般の人は見学会以外は乗車できませんが、連続18段、全38段ものすさまじいスイッチバックがあって、折り返すたびにどんどん高度を増して行くのは圧巻です。私も国土交通省の見学会で一度行ったことがあります。つれづれログにレポートがありますのでご覧ください。

 → http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2015/10/post-1934.html

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