第5波に入り、東浦町の感染者が増加しています。
東京で感染が急拡大して、医療体制の逼迫が問題になっています。愛知県でも7月下旬に第4波が終息し、その後再び新規感染者が増加傾向となり、8月12日には過去最多の700人超えとなりました。今後さらに急増することが強く懸念されます。
愛知県の新型コロナウイルス感染症の発生状況は以下で詳しく見ることができます。
→ホーム - 愛知県 (pref.aichi.jp)
→県内の最新感染動向 | 愛知県 新型コロナウイルス感染症対策サイト (code4.nagoya)
7月下旬以降の第5波では、高年齢の感染者がこれまでより少ないことが、県の統計にはっきり現れています。ワクチンによって高齢者の感染が抑えられていることが考えられます。
東浦町においても同様に、7月末から新規感染者が増えてきました。第5波に入って毎日のように新たな感染者が確認されています。
感染者の年齢別内訳を見ると、今回は大きな特徴があります。
第1波から第3波は、60歳以上の高年齢の感染者の割合が15%でした。第4波では高齢者施設でクラスターが発生した影響もあり、60歳以上の感染者の割合が38%にもなりました。
しかしながら第5波では、8月11日現在、感染者25名のうち、60歳以上は(70歳代の1名のみの)僅か4%です。これはワクチン接種の効果が顕著に現れたものと考えられます。東浦町では、第5波が立ち上がる約3週間前の7月11日には、65歳以上の高齢者の約9割が2回目のワクチン接種を終えています。
現在、16歳以上64歳以下のワクチン接種を進めていますが、若い層ほどワクチン接種に関心が薄い傾向があります。若年層でもコロナに感染しないことは決してありませんし、感染すると重症化したり長く後遺症が残ったりするリスクがあります。私たち一人一人が感染の危険を正しく恐れ、有効な予防対策を取っていくことが大切です。
今、藤田医科大学病院におけるモデルナ製ワクチンの大規模接種の予約を受け付けているところです。ファイザー製ワクチンを用いた集団および個別接種は、ワクチンの入荷に合わせて予約枠を設けていきます。詳しくはこちらをご覧ください。
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