茶粕と鉄と光から水素をつくるアイディア
鉄イオンの存在下、茶粕に光を当てると水素が発生することを、静岡の高校生が見つけました。
これは、面白い発見になりそう。
彼らは、偶然見つけたこの現象に追試を加えて、お茶に含まれるポリフェノールと第二鉄イオン(Fe3+)の錯体が光を吸収し、第一鉄イオン(Fe2+)に還元される過程、また生じた第一鉄錯体が光を吸収する過程において、鉄のポリフェノール錯体が光酸化・還元触媒として働き、有機物もしくは水の分解により水素が発生するメカニズムを提唱しています。さらに、この現象と電気分解を組み合わせることにより、低電圧の電解で水素を発生させる水素ガス製造の装置を考案しています。
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