今年の気温と降水量は
先日、少し触れたように、今年は、ぶどうの作柄にとって恵まれた天候ではなかったようです。気象庁のデータから、今年の気温と降水量を平年と比べてみました。
気温の比較では、今年は、2月~3月の春先に平年よりも暖かく、ぶどうの開花は平年並みかやや早めでした。7月の気温は少し高め、8月は涼しめでした。降水量は、3月~5月にかけて平年よりも多く、5月中旬の早い梅雨入りに巨峰の開花時期が重なって着果不良となりました。8月は半ばに雨天が続き平年よりもかなり多くの降雨がありました。そのため、土壌から水分を吸いすぎて実が割れる現象があったそうです。
作物の生育や季節商品の売れ行きを見るのに、一月単位の気象条件を比べるのはあまりにも大雑把でしょうが、大まかな傾向をうかがい知ることはできそうです。
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