知多半島西海岸をドライブ
南知多から美浜を通って、海辺の景色を楽しみながら、途中、前から行ってみたかったところやお薦めの場所に立ち寄りながらのドライブでした。
内海の近くのプリン屋さんに寄ってみました。やわらかプリンでシャインマスカットゼリー入りが美味しかったです。店の奥が古民家になっていてその場で食べることもできます。名古屋の福祉系の会社の経営だそうで、隣のバリアフリーの宿や海辺のハンバーガー屋さんも同じグループなのだそうです。
こちらのカフェは、ロケーションとバスやコンテナやウッドデッキを大胆に使ったデザインのせいでしょうか、席数は多いけどすぐに満席になってしまうのだそうです。ライダーが集まってきます。エビカレーとジンジャーモヒートをいただきました。
こちらは海辺の磯料理屋さん。さっきのカレーと刺身定食でさすがに腹一杯になりました。外でも屋内でも、眼前に波を見ながら新鮮な海の幸をいただくことができます。
野間灯台のすぐ近くに、温室みたいなガラス張りの建物でバーベキューのできるカフェもあります。グランピングもオープン予定とのこと。道路の反対側はアウトドアのBBQのできるところで、海に下りられるようになっています。
この後、野間大坊へ。正式には鶴林山大御堂寺という飛鳥時代からある寺で、後に真言宗の寺となっています。源頼朝の父義朝の最期の地で、義朝の墓があることで有名です。義朝が、長田忠致・景致父子に入浴中に謀殺された際に「木太刀の一本もあれば」と無念を叫んだことから、墓には木太刀が奉納されています。近くの寺の方に伺ったところでは、実際に謀殺されたのは、大坊ではなくて少し山寄りにある法山寺の近くにあった湯殿なのだそうです。
境内にあった「野間ナビ」という地元の小学生がつくった案内看板に、野間の名所・旧跡が描かれていてわかりやすかったです。
美浜はトロピカルフルーツの栽培に挑戦している農家が多いと聞きます。以前ご主人からグレープフルーツやバナナの栽培に取り組んでいると聞いたことがある萬秀フルーツに行ってみました。結構大規模にグレープフルーツとバナナを育てています。残念ながらグレープフルーがぶどうのように鈴なりになっているところを見られる季節ではないので、バナナを買って帰りました。
さて、閉館ギリギリの時間ですが、近くの杉本美術館へ。名鉄が開発した住宅地である美浜緑苑の一角のため池を見下ろすロケ-ションにある洋画家 杉本健吉の作品を収めた美術館です。悲しいことに今月末で三十数年の歴史を閉じることになりました。コロナの影響もあるのでしょうが、運営母体である名鉄グループの不振が原因だと思います。この後どうなるかはよくわかりません。知多半島で数少ない美術館が閉館するのは残念です。
最終展「絵に生きた画家 杉本健吉」は10月31日までです。
夕食は常滑にある伊勢湾を見下ろす丘の上のレストランで。久し振りに一日気の向くまま、あちこち寄ってきました。
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