星の降る嶺
長野県の阿智村は、日本一の星空が見えるところとして、ヘブンスそのはらのゴンドラが人気ですが、旧浪合村(現 阿智村浪合)や売木村など、この周辺は夜空がきれいなことで知られています。家から2時間ちょっとで行ける平谷村(阿智村のすぐ隣)の高嶺山に行ってきました。国道153号の治部坂峠の上り坂の途中から車がちょうど擦れ違えるくらいの舗装された林道を登り詰めたところに、駐車場とガラス張りの小さな展望台があります。
標高は1573m。山頂からはほぼ360度の眺望が開けます。南西方を見ると足下の真っ暗な山の向こうに豊田付近の煌々とした光が見えます。空もうっすら明るくなっています。ちょうど新月のせいで、北の方向は真っ暗でいつも見ている空とは星の数が全く違います。
駐車場には車が10台ほど駐まっていて、三脚を立てている人、お湯を沸かしている人や、流れ星が見える度に歓声を上げている家族など、思い思いに夜空を楽しんでいます。小デジではこの星空を収めることはできません。やはりちゃんとしたカメラが欲しいですね。
風もほとんどなく、この時期にしてはさして寒い思いもせずに星空観察をすることができました。
帰りがけに、国道に設置された凍結注意の温度表示板を見たら1℃を示していました。本格的な冬がもうそこまできています。
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