常滑市役所新庁舎竣工式に出席しました。
常滑市役所新庁舎が竣工し、記念式典が行われました。
従来の市役所は海の近くでしたが、新庁舎は災害の復旧復興拠点にもなるようにと、山の手の飛香台に2015年に建った新市民病院の隣に建設されました。病院と市役所は立体駐車場を間に挟んで通路でつながっており、市役所のメインエントランスは2階に造られています。
玄関手前では、フランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテルに使われた常滑産「黄色い煉瓦」に因んで、市民1640人の手によるスクラッチタイルの壁とテラコッタの柱が出迎えてくれます。
玄関を入った所には、前を通り過ぎる際に左方向からと右方向からで異なる面が見えるタイルを使って、常滑の過去、現在、未来を表現する大きな陶壁があります。土色を基調とした壁画の中には、よく見ると陶瓶、伊勢湾と鈴鹿山脈、ため池、空港から飛び立つ飛行機などが描かれています。
2階は壁の無い大きなフロアになっていて、ここに市民の利用の多い市民窓口課、福祉課、学校教育課、水道課など、ほとんどの部署を配置しています。建物は鉄骨造3階建て。天井は敢えて貼らず、鉄骨の柱を最小限の化粧で用いるなど、コストダウンを図っています。
2階と3階は吹き抜けになっており、3階は、議会と市長室、副市長室の隣には災害対策本部となる部屋、総務部門、企画部門が配意されています。応接室には、平岩外四さんの書、常滑焼の壺や急須などのコレクションが置かれていました。
それぞれのフロアの執務室エリアは職員用の階段でつながれていて業務の動線が確保されています。
1階には、会議室と倉庫、こども図書館と市民ギャラリーがあります。こども図書館とギャラリーは閉庁時でも利用できるようになっています。この会議室はワクチンの集団接種会場にも使われました。
竣工式は市議会の議場で行われました。議場は円形、フラットな造りで、議長席の左右に議員と理事者が円陣で向かい合うレイアウトです。座席と机は可動式なので、このようにホールとして使うこともできます。伊藤辰矢市長の式辞に続いて来賓の祝辞、職員が制作した竣工記念映像披露、新庁舎建設建設に貢献した方の表彰などの後、玄関ホールにて、陶壁画の除幕式とテープカットが行われました。
今年の12月末に現市役所の営業終了後、一斉に引っ越しをするそうです。来年1月4日、常滑市役所は新庁舎にて仕事始めとなります。
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