うのはな館で、秋の企画展「天白遺跡」を開催中!
今月19日まで、郷土資料館(うのはな館)で 秋の企画展「天白遺跡」~知多半島最大の集落に生きた人々~ を開催しています。
天白遺跡は、東浦町大字緒川字天白地内に所在する縄文時代早期から近世にわたる集落遺跡です。土地区画整理事業による開発事業に伴い、平成29年度に約4,300平方メートルの発掘調査を行った結果、122棟の竪穴建物をはじめ土坑などの遺構が数多く重複して発見され、大きな集落が弥生・古墳時代を中心にこの場所に形成されていたことが明らかになりました。本展では、住居や出土品の変遷とともに原始・古代のくらしについて探ります。一見の価値ありです。ぜひお越し下さい。
会場では、土器、勾玉、人骨など、出土品の数々とともに、竪穴式住居のスケールを実感できるコーナーなど、天白遺跡の全容を紹介します。
天白遺跡のあった場所は、土地区画整理が行われて住宅地に変わりましたが、遺跡の一部は、保存と紹介を兼ねて「天白遺跡広場」として整備されます。令和4年2月にはオープンする予定ですので、ぜひ足を運んでいただき、現地で古代に思いを馳せていただけましたら幸いです。
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