d news aichi agui に行ってきました。
ロングライフデザインの提唱者でカリモク60の仕掛人でもあるナガオカケンメイさんが高校時代までを過ごした阿久比に“d news aichi agui”がオープンしました。d newsは、ナガオカさんが各地に展開するD&DEPARTMENTの事業のなかで、その土地のためにある地域密着型の小ぶりな店という位置づけだそうです。その1号店がaichi aguiです。
丸山公園の近くの使われなくなった織布工場の建物を借りて、建築デザイナーやテキスタイルデザイナーやコミュニティデザイナーのトークで想いを共有し、クラウドファンディングで支援者を集め、物販スペースのほかに、キッチン、ゲストルーム、ギャラリーのある空間にリノベーションしました。ノコギリ屋根の天窓や梁をそのまま生かし、織機に動力を伝えるシャフトやプーリーも残っています。かつては小巾織機が並んでいたであろう機屋のコンクリートの土間にカリモク60の椅子を置いてカフェスペースとし、奥は杉材で床をしつらえて物販スペースに、レジの裏手はゲストルームになっています。ギャラリーはキッチンの奥で目下工事中でした。
雨の日の夕方でしたが、私よりも一廻りくらい若い世代のお客さんがゆったりと買い物をしていました。私もコーヒーを頼んで、ここを立ち上げるために地元にUターンしてきた店員さんとしばし会話をたのしんできました。外部のセンスと地元の資源や人が融合する場になるとステキだと思います。
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