新年のごあいさつ 2022年
明けましておめでとうございます。清々しい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中は大変お世話になりました。
令和2年から令和3年にかけて、様々なコロナ関連の支援策を実施しました。食事クーポン券事業では商工会の協力でクーポン券の約9割が利用され、町の歳出約1億3千万円と皆さんの500円券当たり200円の支出を合わせて2億2千万円以上のお金の流れを喚起することができました。
平成2年度決算では、一般会計で210億円という過去最大の支出をしたにもかかわらず、町債は縮減、基金は増加するなど、財政の健全性は維持されました。これは、ひとえに町税の落ち込みが大きくなかったこと、国・県の補助を活用できたこと、ふるさと納税等で多額の寄附をいただけたこと、住民の皆さんや議会のご理解で、真に必要な支出ができたことと、心から感謝いたします。
新型コロナワクチン接種については、医療関係者のご尽力と、住民の皆様のご協力で順調に進み、町全体の接種率は約87%、高齢者では9割以上、最も接種率の低い20歳代でも約78%となりました。感染第5波で、高齢者の感染が非常に少なかったのは、いち早く高齢者の接種が進んだおかげだと考えています。現在すでに医療従事者の3回目接種が始まっており、皆様にも順次接種のご案内をしているところです。
昨年は、巣ごもり解消のために企画した「東うらうら体操web選手権」や「親子ふれあいイベント」は大好評でした。中央図書館では、企業版ふるさと納税を使って、カリモクの家具を設置した「ゆめラビコーナー」をオープンすることができました。
また、妊婦医療費の無償化に加えて、結婚新生活支援補助金や三世代近居等定住促進補助金、赤ちゃんとママのホッと広場など若い世代の応援策を充実させました。ほかにも、災害時に、各地区で細かな応急給水が主体的に行えるよう、軽トラックに積載可能な300ℓの給水タンクを配備しました。
今年は、於大のみちの整備に加え、再会広場付近で明徳寺川を渡れるように河床に飛び石を設置します。また、天白遺跡の一部を保存・紹介する天白遺跡ひろばを整備します。
町内の小中学校では、一人1台ずつ配備したタブレット端末を活用した授業が行われています。子どもたちには、新しい情報機器をうまく使って、対話を通じて主体的に学び、自ら考え、判断し、それを他者に伝える力を育んで欲しいと願っています。
昨年も、東浦の人が世界で活躍しました。5月には世界的なコンクールであるベルギーのエリザベート王妃国際音楽コンクールのピアノ部門で、務川慧悟さんが3位に入賞。7月には山口浩勢選手が陸上男子3000m障害で東京オリンピックに出場しました。
子どもたちの未来を考えるとき、教育、福祉とともに、財政、環境の視点が欠かせません。「地球は先祖から受け継いでいるのではない、子どもたちから借りたものだ。」というサン・テグジュペリの名言があります。私たちには、地球も町も、壊したり傷つけたりせずに、持続可能な状態で子どもたちに返す責任があります。この言葉を念頭に、住みやすく魅力ある東浦をつくってまいります。
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